「おと」
"coffee space おと." として、
米粉のスイーツのお店を始めた。
今回文字に起こしたいのは、
やりたかったことはそれだけじゃない ということ。
「音」には、その人の生き方が現れると思っている。
心優しい人は優しい音が出るし、
気の強い人は力強い音、
他にも荒々しい音や繊細な音、芯のある音や柔らかい音、、
音の出し方も、
強弱が激しかったり、穏やかだったり、
聴きやすかったり、がなる音だったり。
その人によって、その人の経験してきたことによって、
出す音や奏でる音楽は全く違う。
わたしがやっていきたいのは、
わたしの「おと」を表現していくこと。
一緒に奏でてもらうこと。
もっと欲を言えば、みんなで、
わたしたちの「おと」を奏でること。
「おと」はただの「音」じゃない。
私にとって、生き方、暮らし方、人生、のようなもの。
だから、「米粉のスイーツ」という一部分だけを
出していくのではなく、
「coffee space おと.」全体を見てもらいたい。
「暮らし」全てを共有できるような者になりたい。それがわたしの「おと」だから。。
今個人的にやっている「オトノワ」会もそう(勝手に名付けてます)。
みんなをおうちに呼んで、いろんな国の料理を作ったり季節の行事(ハロウィンや、これからやるしめ縄つくりとか)を楽しんだり、自分たちで食べる野菜を育てようとしたり、、
"coffee space おと."は、私がやりたいことをやるための基盤。ただの名前、概念のようなもの。
これは屋号の "space" にも込められている。
ただわたしのやりたいことをやっているだけだけど、みんなで楽しめたら嬉しい。
みんなでできるのなら、もっと規模の大きいことにも挑戦できる。
いろんな人が集まって、化学反応が起きるように。
いつか大切な誰かが「これをやりたい!」と言った時
一緒に実現に向けて取り組めるような、
あるいは陰から応援できるような
力と経験をつけられたらいい。
「おと」を表現するspaceを作っていきたい。