日本国際児童図書評議会選定「おすすめ!日本の子どもの本」について
子どものために本を選ぶ際の参考にしている日本国際児童図書評議会(JBBY)選定の「おすすめ!日本の子どもの本」についてまとめました。
「おすすめ!日本の子どもの本」について
「おすすめ!日本の子どもの本」とは、日本国際児童図書評議会(JBBY)が2018年から毎年発行している、海外におすすめしたい日本のすぐれた子どもの本約100冊を選定したブックガイドになります。
もともとは、2015年から毎年発行されている英文で紹介する Japanese Children’s Books というブックガイドだったのですが、内容を日本語でも読みたいというリクエストに応え、2018年から日本語版「おすすめ! 日本の子どもの本」も発行されるようになりました。
「おすすめ!日本の子どもの本」に選定される作品は、直近1年間に出版された新しい絵本の中から選ばれています。
内容は、絵本、読みもの、ノンフィクションの3つのカテゴリに分けられています。
選書方針
対象年齢
選定作品に対して、対象年齢の明記はされていません。
選定図書一覧
ブックリスト
こちらのブックリストからは、英語版 “Japanese Children’s Books” のPDFを見ることができます。
「JBBYがすすめる子どもの本」のデータベース
データベースから「JBBYがすすめる子どもの本」を検索することができます。
カテゴリーやカタログの種類などから条件を絞ることで、目的に合致した本を探すことができると思います。
補足
「おすすめ!世界の子どもの本」
JBBYでは「おすすめ!世界の子どもの本」として、毎年、日本語で翻訳出版された世界の子どもの本約100冊も紹介されています。
こちらも、絵本・読みもの・ノンフィクションのカテゴリーがあり、上記のデータベースから検索することができます。
あしたの本だな:子どもや若い人と本との出会いをつなぐブックリスト
あしたの本だな①は、これまで本に出会うチャンスが少なかった子どもや若い人、本があまり好きではない子どもや若い人に向けて、表紙がユニークで魅力的な本、手に取ってみたくなるような本が、6つのカテゴリーから選ばれています。
あしたの本だな②は、少しずつ本の面白さがわかってきた子どもや若い人たちに向けて、じっくり眺めて、読んで、新しい興味が湧いてくるような本を、多様な分野から選びました。
①は、できるだけ表紙を見せて並べてもらいたい本。
②は、読書に少し慣れてきた子どもたちが読んだら楽しい本。
合計175点が紹介されています。
読み聞かせの記録について
私は、読み聞かせの記録にmi:te(ミーテ)というアプリを使っています。ミーテは、公文教育研究会が運営しているアプリで、「読み聞かせ記録アプリ」と謳っているだけあって、読んだ絵本の記録が非常にしやすいです。
読み聞かせした回数の記録も非常に簡単なので、「3歳までに絵本1万冊」のお供におすすめですよ。
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