27歳最後の日
残業をして家に帰ったら
急に映画が観たくなった。
昔の懐かしい映画がいい。
ドラマは2回くらい観て、
ずっと好きって思ってた映画版。
役者さんが違うと、物語が短いと
どうなるのかなぁと。。
そして、この雨の季節に決まって思い出す
『いま、会いにゆきます』
ドラマのミムラさんもいいけど。
竹内結子さんも素晴らしかった。
何度も見返したい作品になった。
演技が自然で入り込んでしまうし、
流れる空気感が絶妙。
ゆうじくんは武井証くん。
調べたらもう23歳になったとか。
子供の成長は早い、、、
そして、映画の中で最も好きな
ひまわりの回想のシーン
この映画の肝であって、
『そんなことない。ばかね。
大丈夫よ。大丈夫。』
言葉の端々に感じる
包み込むような優しさと余裕。
女性らしさ、溢れ出る可愛さに
惚れ惚れしてしまった。
本当に会いたい人にはたとえ離れたとしても
何があってもまた会えるんだなぁと
引き寄せられてしまうんだなぁと
必然的なものを感じた。
そして、雨の季節が終わり
日記を巧が読む回想のシーン
澪(みお)が事故に遭って、眠ってる間に
未来のあなたに出会って、
28歳に死んでしまうことを知った。
今の私の歳だ。
未来が全て見えてしまったときでも、
みおが選んだ未来はひとつ。
死なない選択もできるのに
例え短くても、あなたといる未来を選んだ。
思わず鳥肌がたった。
自分の人生を生き抜く強さを知った作品。
繊細なのに、優しいのに
芯にある強さ。
たった1人の相手なのよ。という
自信に満ち溢れた言葉は
重みがあった。
こんな恋ができたらいいな。
28歳でタイムリーなものを引き寄せた気がした。
私も大好きな人と寄り添って生きてゆきたい。
そんな風に思わせてくれてありがとう。
28歳を心地よく、私らしく
大好きなものに囲まれて
迎えられそうだったので
思い出に残します。
makiko
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