サボテンは日本語?
散歩をしていると、垣根に混じった大きなサボテンが、路地へ顔をのぞかせていた。
同日、エレベーター内にあるモニターの「今日のクイズ」コーナーで、
サボテンはどのような漢字を書くでしょう?
という設問を見た。
(答えは「仙人掌」で仙人が手のひらを差し伸べる様子が、うちわサボテンと同じような形だったことに由来するらしい。)
なんだか今日はサボテンに縁がある日だな。
サボテンて英語だとcactusなんだよな。
前々から思ってたけどサボテンて一体何語なん、、、
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といわけで調べてみた。
サボテンは江戸時代にポルトガルから観賞用として日本に渡来した。
語源は諸説あるが、サボテンの「サボ」は「石鹸(シャボン)」を意味するポルトガル語「sabão」で、この植物の茎の切り口で油などの汚れを拭き取っていたことに由来するというのが定説となっている。江戸時代の植物図鑑でも「サボテンの切り口で油汚れを落とすとよく落ちる。実に不思議だ」という記述がある。
サボテンの「テン」は、様子を表す「体(てい)」で、「石鹸のようなもの」の意味で「石鹸体(サボンてい)」が変化したとする説と、「テン」は「手」を意味し、その形を手に見立てたとする説がある。
「サボてん」は広辞苑にも載っていて、見出しが「サボ」はカタカナ+「てん」はひらがなになっている。
引用:
語源由来辞典(https://gogen-yurai.jp/saboten/)
copiapoa(https://www.copiapoa.jp/blog/2014/10/02/92)
わけいブログ(https://waccii.at.webry.info/201808/article_4.html)
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「石鹸のようだ」 => シャボン体(てい) => サボテン
サボテンって石鹸になるんだなあ
モロッコに行った時、リヤカーに大量に乗ったサボテンの果実が売られていて、ひとついただいた。
ピンクの皮の中に、黄色の果肉が鮮やかで、(色逆だったかも、、)特に甘くはないものの、悪くない味だった。
少量の水分でも生きていける上に、
食用になってお掃除にも使えるなんて、、、サボテン優秀だなあ
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少し前に、日本人はいろんな単語を略す、というのを見た。
スタバとかパソコンとか。
自分たちにとって、捉えやすかったりなじみ良かったりする言葉に変換するのがうまいんじゃないかと思う。
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江戸時代に日本に渡り、シャボン代わりに畳掃除に使われ、便利やないのと異国の名前をつけられて、愛され始めたサボテンの歴史に思いをはせる。
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