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無線とじのような冊子を作る手順の案です【ZINE】

2000年頃から自宅で冊子が作れないか?と模索してきまして、ワードで小冊子印刷すれば楽に編集、印刷できることがわかったのでご紹介します。
前はイラストレーターで面付けしてみてたのですが面倒で頓挫していたのです。
冊子の厚みはどこまでいけるかはとじ太くん次第なのかな。8mmくらいはいけそう。あるいはもっと?

必要な道具
とじ太くん
刃が真っ直ぐ降りるような裁断機(プラスの4万円くらいのがいいかも?、書籍のバラシ、自炊用途でも使うと思えば買えるのかも?)(3万円くらいのがいいかと思ってましたら厚み5.5mmまでとの事で少し薄すぎるかな?と。4万円のほうのが厚み15mmとの事で使いでありそうです。お高いかも。)(裁断機使わないで仕上げない製本というのもありえるのかも?)(DS-858A4というのが二万もしないし替刃もあるようでありえるのかもしれない)(いずれにしても怪我が怖いのだけど)(ちなみにうちのはリサイクル店で入手した内田洋行のSC-11Nというもので定価17万ほどのものらしいです、1.4万円程度で入手したのです、替え刃2.8万円ほどとの事で刃がこぼれたら安いの買ったほうがいいかもしれません)
板4枚(下のすき間用の板は段ボールでいいかも。2~3mmもあればいいかな、単なる板ですのでサイズを変えた作業もできるのかと)、
大きいクランプ(キャンドゥで買いました)、
クッキングシート
グルーガン(糊は高温度のがいいかも?)

【注意点】:怪我をするかもしれないのでお気をつけ下さい。自己責任でお願いします。
・あと、道具をそろえてみたけどうまくいかなかった、とかの場合もあるかもしれないので、その責任は負えないですのでご了承ください。

1:ワードで小冊子印刷でB5用紙で4Pの面付けされたプリントで出せます。

あ、でもこれブラザーのプリンターだからなのかな。それ考えてなかった。他社にも同じのあるといいな。

2:紙を折って割り箸でしごきます。

なるだけ薄くなるように。
画像は作業画像用で本来はプリントされてる用紙になります。


3:板にはさみます。

薄めの板と厚めの板でこのようにはさみます。


下に5mmくらい紙を出します。

4:グルーガンで糊を塗ります。

板をひっくり返して何かの台に置いてグルーガンで糊を塗ります。


5:表紙でくるみます。
A4でイラストレーターなどで編集して背の部分の厚み分を折ったもので糊を塗った中身をくるんでさらにクッキングシートで覆ってとじ太くんに入れて熱します。

こんな感じに作られるといいかと


6:とじ太くんで溶着
7:冷ましてから裁断機で3方を裁断
8:完成

いかがでしょうか。コピー用紙と模造紙で作ってるのですが完成するともっともらしくて笑えます。道具にお金はかかりますが冊子自体の単価が安いのでないかと。一冊いくらとかで売ったらいいのでないかなあ。

・同じ内容を言ってる動画のリンクを貼ってみます。

それでは失礼します。読んでいただきありがとうございます。

追記:あとA3で表紙にまくり表紙作るのもおつなんですよ。(データ作ってコンビニでプリントしたらいいかも)。
あと表紙に捨て紙挟んで片面だけラミネートかけて似非PP加工というのも試してましたよ。
紙を変えたり、色々な工夫ができるかと思いますよー。

※ こうして出してみてから他の方の記事を読んだらグルーガン使う方がいました。背に筋をいれてらっしゃるようでした。ミーリングみたいなことでしょうか。必要なのかもしれない。
・製本の「案」という事にしまして問題ありましたら手順を工夫していただければと思います。
うちのはたとえば2冊作るのにプリント込みで1時間程度のような感じです。ざっざっと作っちゃいますね。ばらけるのかなあ。

あらためてXでポストを「グルーガン 製本」と検索してみると2010年あたりにはもう話があるようでした。ただ、アイロンを使ってる方がいてそれだと乱丁もあるだろうなと思いました。とじ太くんを使うと簡単に溶着できるのでいいと思いました。一度板ではさんで押さえつけてからグルーガンでくっつけてからの表紙への溶着となるのでいいのかなと思いますが。失敗がないようです。
あと、懸念してるのはグルーガンの糊の耐熱性です。夏の熱い車内のダッシュボードとかに置いた場合に溶けないだろうか?というのを心配しています。何か貴重品に糊が付いたりするとクレームにもなるかもしれないのでテストしてみたり一言文言を記入するとかの工夫も必要かもしれません。


追記:20240317 厚みはどれだけできるだろう?とB5を35枚を2折して70枚の厚みで糊付けしましたらちゃんと本になりました。4pが35枚なので140p分となるようです。
厚みは8mm程度です。
原価はコピー用紙が500枚400円?くらいなので一枚0.8円かと。35枚なので28円程度と表紙の模造紙(百均で購入)とプリントのインク代(耐水性に問題あるかな)とで原価になるのかと思います。200円くらいでも売ればもうけが出るので無いでしょうか。電気代もありますか。裁断機の刃の消耗頻度もかかわりますか。


2024 03 17 19:33 追記:試しに32pの冊子を4冊作る作業をしてみました。折りの作業で指が痛いかもなと思いました。時間的にはプリントから1時間半程度だったかと。大量に作るのには折り機があるといいのかも。何かあるのでないでしょうか。折らないB5やA4の製本もできなくはないのかと思いますが。
ゆっくり作っていくのが楽しみでもあるのかもしれません。
うちの裁断機はしっかり圧力かけないと裁断が斜めになるくせがあるようです。圧力をかけると背がつぶれ跡ができてしまうのですが、それでもいいかなと。いつか他の裁断機を試してみたい。

何でもお好きな紙を使ってはさみこんだりすれば楽しいかも。ワードで打てるものであれば何でも面付けできるでしょうし。

20240320追記:B5やA4での折らない冊子作りにも挑戦してみるのも必要なのかなと。とじ太くん自体はA4直接の接着に対応してるようなので。コピー用紙じゃない上質70kとか90kとかでの製本がいいのかも。何でも紙は使えるかと思うので例えばトレーシングペーパーはさみこんだりも自由なのでないでしょうかなあ。

20240402 若干修正。裁断機の事についてとか。4万のほうがよさそうかもと。使ってみたわけでないのですが。
あと、うちだと裁断が少し斜めになる問題があります。圧力かけて押さえても裁断の時に少し斜めになるのです。まあざっくりできたらいいのかなと。裁断機違えば起きなかったりしないかなあ。
20240406 追記:A5の折らない製本に挑戦してみたいと思いました。あとコンビニのコピー機でのA3での折り返し表紙の作成のトライをしてみたい。A3プリンター持たなくてもやっていけないかどうかというところの試し。


0407 A5用紙を使った折らないプリントと製本を試したらできてました。

0408 A3プリンターを中古で入手しました。けどメーカーのサポートも終わってるみたいな。昔使ってたのでつい買ってしまった。PM4000PXです。だめかなあ。おとなしくコンビニでプリントしてればよかったかも。A3使えると折り返し表紙が作れてまたもっともらしくて笑えるのです。

413 中古で買ったA3プリンターは事実上使えないのかと。純正インクが高くてメリットが無いようだ。コンビニのコピー機でのまくり表紙作成にしたほうがいいのかも。

413 図書館に行きましたので無線綴じ本を観察しましたら背が7mmくらい開かない部分があるようだったのでそのへんの改善をどうにかできないとだめなのかもなと思いました。


20240414 表紙が開きすぎないように横にも少しグルーを塗ってみました。とじ太くんは横は熱しないので少しだけ塗るといいのかも。


ミーリングみたいなことを金鋸でしてみました。完成してもそんなに違いを感じないのですが。必要なのかどうか決めかねてます。

A5用紙のさらに二折の製本が小さくて素敵になりそうと思いました。ワードがプリントできるなら試してみたい。小さい方向に進めばA4プリンターでカラー表紙とか帯も作れるので良さげ。

20240518追記:とじ太くんは背の面しか温めないので溶着したら、むしろ表紙と一枚目を木工用ボンドで少し塗ればいいのかもしれない。本物の無線綴じ本は背が5mmくらいすごく固くできていて真似しきれてない。

20240626追記:px1600fというのをジャンクながら入手できました。やっとA3 SCSIスキャナー(ES6000?だったっけ?)から開放されそうです。まくり表紙が作れるかも。でもwifiでプリントするとすごく遅くてなんだろう?となってます。コピーは早いのですが。ブラザーと混在させてるせいだろうか。なんだろうかなあ。顔料インクだと言うし4色だしこんないいのあったのだなあ。中身は自動両面できないから刷るのは手動になるらしい。1700という機種なら自動両面あるらしい。1600fは、まくり表紙専門機として考えようかなと。

20240814 追記:
中身を刷らずにメモ帳という事にして配ったらどうかと思った。何か表紙を付けて。許されないだろうか。糊の耐久性が気がかりだけど。


20240825追記:今度は作業手順を撮影しました。わかりやすいかなと。


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