見事一発合格!地面が1cm浮いた!
苦学生
前回のブログでは先生になることを目指した理由や、国語の免許を取るために当時通っていた大学とは別の大学を編入した話を書きました。
前回のブログはこちらをご覧ください。
今回は編入したR大学での話を書きたいと思います。
私は経営情報学部から文学部に編入しました。
通常、編入をすると編入前の大学で取得した単位をいくつか持ち越して、編入後の大学の単位として認定してもらうことができます。
しかし、私は学部を大きく変更しているので持ち越しで認められる単位がほとんどありませんでした。
結果として、3回生として編入しましたが、ほぼゼロ単位でした。通常なら4年かけて取る単位数を2年で取る必要がありました。
なおかつ、教員免許を取得するための授業も取る必要があったので、とても多くの授業を受講しなくてはなりません。
これは結構大変でした。朝の9時から遅い時は夜20時まで隙間なく授業が入っていました。
しかも、文学部は3回生からキャンパスが変わります。
午前中は深草キャンパスで受講
午後に移動して大宮キャンパスで受講みたいな日もありました。
昼休憩で移動しなくてはならない時は、キャンパス間をつなぐシャトルバスで移動します。バスに乗っている間にお昼ご飯を食べて、すぐに授業。
そして、少しでも空き時間があれば教員採用試験に向けて勉強していました。
そんな日々だったので、バイトをする余裕が全くありませんでした。週一回コンビニで夜勤をしていたのですが、当然大した金額をもらうことができません。
通学のための定期券代ぐらいにしかなっていなかったので、ほんと貧乏学生でした。毎日、自分でおにぎりを結んで持っていき昼食としていました。
まぁまぁ、苦学生でしょ?笑
計画的に試験勉強する
4回生になっても履修しなくてはならない授業が多いのはわかっていたので、あらかじめ学習計画を立てて教員採用試験に挑みました。問題集を買ってきて、その内容を覚えるために毎月何ページこなさないといけないのか? 毎週何ページこなすないといけないのか? などをざっくりと当てはめて、粛々と目標をこなしていました。なかなか空き時間がないので、通学中や休み時間などのすきま時間も有効活用するようにしていました。もちろん、土日は12時間以上勉強していました。
そして、教員採用試験の面接練習をするグループが大学内の学生たち立ち上がっていたので、そこにも所属して面接練習もこなしました。
見事一発合格!地面が1cm浮いた!
教員採用試験に落ちたら大体の人が講師として働きます。講師とは、各自治体で講師登録をして1年間の有期契約で正規採用の教員と同等レベルの仕事をこなします。
その頃、なんとなくですが講師で働くと日々の仕事に忙殺されて、正規採用されるまで何年もかかるんじゃないかと思っていました。
そうなると時間がかかりすぎるので、採用試験に落ちたら教員を目指すのをやめる覚悟で勉強していました。
自分は、追い詰められないと力を発揮できないので、自らマイルールを課してどんどん追い込んでいきました。笑
そのかいあってか、教員採用試験に見事1発合格しました!やった!
自分の学部からは50人ほど試験を受けていましたが、国語教員として採用されたのは3人だけだったと思います。
ウェブ上で合否判定を確認するのですが、自分の受験番号を見つけた時は、喜びのあまり地面が1センチ浮いてる気分になりました。ふわふわ〜笑
20歳の時に教員を目指し始めて、教員採用試験に合格した時は23歳になっていました。
3年かけた地道な取り組みが花を開いて本当に嬉しかったです。
教員になりたいと思った時から、地道に努力を重ねる習慣がつきました。そして、努力を重ねて結果が出る感覚の虜になっていったように思います。
その思いが、社会人になってからの自分を支えてくれたように感じています。
枚方市で先生が住めるシェアハウスを運営しています。
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