なりたい自分になれる
先生シェアハウスの魅力化に悩む
先生シェアハウスに住む良さってどういうところにあるんだろうと、この1年間よく悩みました。
色んな人が遊びに来るので、ここに住むことで日常的に人との繋がりが増え自身の成長になる。とか、
1人暮らしだと有り得ないような、広いリビングを使えたり、庭でBBQが出来て快適に生活出来る。とか
でも、それらがうちに住む決定要因にはなりません。
得られるものが目に見えにくいから。
例えば、枚方市内に留学生と共に生活することで英語が話せるようになる「イングリッシュシェアハウス」があります。スキル習得型のシェアハウスは住むと得られるものが分かりやすい典型的な例です。英語を話せるようになるためにここに住むっていいですよね。
自己成長を目指したシェアハウスももちろんあります。例えば、ITエンジニア限定のシェアハウスや起業を目指す人が住むシェアハウスがそれにあたります。
先生シェアハウスもコンセプトとしては後者の方が近いです。違いはエンジニアも起業家も自己成長=収入アップに結びつきやすいですが、先生は成長してもインセンティブとして返ってくるものが目に見えにくいです。
あと、教育業界は全般的に保守的な文化です。
なので、シェアハウスに住んでまで成長したいと思える人の数は多くはありません。
自分めっちゃ成長したいです!みたいな人もいますが、じゃあ一緒に住む?って聞くと「他人と一緒に住むって自分は無理なんですぅ」と言います。
ここまで書くと、結局先生シェアハウスは無理ゲーなんじゃないか?と思うかもしれませんが、自分はそう思っていません。
実際に住んでくれている人もいますしね。
きちんと先生シェアハウスの魅力を具体化して、シェアハウスに住むという選択肢がもっと広く受け入れられたら、きっと住みたいと言ってくれる人は増えると確信しています。
住人さん達は長い人で1年近く一緒に住んでる人もいて、ひょっとして親戚の方ですか?って思えるくらい親近感が湧いている方々ばかりです。
彼ら彼女らの少しでも役に立ちたいなぁと思って、最近色々な施策を始めています。
3つの施策
・1on1
これは毎月1回、住人さんと自分の2人でお茶をしながらあれこれ話す会です。この時は自分は聞き手に徹して住人さんが普段どんなことを頑張っているのか?今後どのようなことにチャレンジしていきたいのか教えてもらいます。
基本的にどんな内容でもいいのですが、住人さんによっては毎月の目標設定のお手伝いもしています。
女性の住人さんもいるので、彼女達を誘う場合は「美味しいパンケーキをご馳走するから、お話ししましょう」と誘います笑
この1on1の意図はビジョン構築です。色々話しを聞きながら、自分がどんな人になっていきたいのか具体化してほしいなぁと思っています。まぁ、基本スタンスのゆるさは担保しながら。
・ゆるわけ会
これは主に妻が開催しているのですが毎週日曜日の朝8時から予定が合う人だけリビングに集合して、1週間の学びを共有し合います。
忙しいとついつい振り返る機会を忘れがちになりますが、どんな状況でも日々学びはあるはずです。それをみんなで話し合って、自分の学びをメタ認知します。また、他者の学びを聞くことで、様々なことを学べるのも良いですよね^_^
・住人ミーティング
月1回だけみんなで晩御飯を食べる日を設定しています。
この時はみんなでお食事をしながら、お互いの褒め褒めポイントを発表し合います。そして、聞いた側は全力で賞賛します。ただ、それだけです笑
内容は何でもいいのですが褒められたら嬉しくないですか?自己肯定感アップ出来たらいいですよね。
先生シェアハウスに住むと「なりたい自分になれる」かも?
とまぁ、これら「ビジョン構築」「メタ認知⤴️」「自己肯定感⤴️」を狙いとしつつ、自分も楽しみながらコミュニケーションを取っています。
色々と試行錯誤しながら運営していますが、
今は「なりたい自分になれる」をテーマとしていて、それを達成するための3つの施策です。
今後も住人さんからのフィードバックももらいながら、色んなことにチャレンジしていきたいです。
最近、気づいたのは住人さん達は住んだ当初に比べて、とても柔和な笑顔をするようになりました。少しずつ変化が起きているように思います。
枚方市で先生が住むシェアハウスを運営しています。
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