【公開】2020年度 中古文学会春季大会シンポジウム「文学教育と国語教育の未来を拓く」のための発表用トピックメモ
2020年5月24日(日)に開催される予定だった中古文学会のシンポジウムが特別企画としてオンライン開催されました。
この時に配布したレジュメとは別に、Google ドキュメントで作成してあった発表トピックメモです。
いろいろ書いてあって、あとあと見ると面白いかもしれないので、公開しておきます。
発表用トピックメモ
縦横問題
藤井貞和先生のレジュメ
国語の教科書とまんがリテラシー
国語の教科書/その他の教科書⇔教科書一般/国語の教科書
縦でも横でも斜めでも自在に表記できる言語を学ぶ教科としての国語科
「漢字テストのふしぎ」問題―「国語」における「標準」「正しさ」
古典における「本文を読ませる」問題
文学教育の功罪
入試問題のもやもや(「なぜか」問題)
可視化された共通テストと可視化されない各大学の独自試験
教師が考える正解当てゲームと出題者が考える正解当てゲーム
国会答弁のもやもや(ハイコンテクストな言語運用を「教えること」の功罪)
発問者の意図を読むゲーム、出題者の意図を読むゲームと忖度
ごはん論法
学校教育の刷り込み(働き方改革と学び方改革)
ICTとは何か?
なめらかな社会とその敵
SAMRモデル
N高等学校の登場に対する応答責任は誰がになうのか?
Withコロナで見えてきたこと
なぜ大学に通って学ぶのか
なぜ学会で発表するのか
アウトプットのパラダイムチェンジ
YouTubeという巨大図書館
文学としてのYouTube動画
つくる力を育てる国語教育
古典・本文・訳す力
大人の都合>子どもの未来、教師の都合>生徒の未来
教科書編集者の欲望
古典教師の都合と22世紀まで生きる子どもの未来
定番教材がないと困ります問題
未来を生きる子どもたちが学ぶべき「古典」はどうあるべきか?
再定義の時代の論文、学会
終わりなき昭和文学会の改名騒動
査読というシステム
「論文の書き方」を学ぶ「高等教育」
【覚書】
働き方のアップデート⇒ハイコンテクストな言語運用(わかりにくいことに粘り強く取り組んで「わかる」を取り出す「探究」的な学びとは別に、「わかる」ことを「わかる」ように伝え、「わかる」を容易に成立させるための言語運用を実現していく道を見つけることが「民主主義」社会を実現するためには必要。それをしないとしたら、鈴木健が示したような分人的な民主主義のあり方が必要になる。
「古典」の再定義。「定番教材がないと困ります」問題。
オンライン学習、オンライン授業⇒オンライン学校へというトレンド
以上
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