日曜朝の生成AI学習会―Google Bard との対話
バタバタしていることが多く、参加することが間遠になっていた日曜朝の学習会に久しぶりに参加しました。
ChatGPTで大盛り上がりの界隈を尻目に、Google Bard のおためしをする時間です。こういう時間は貴重です。
Google Bard にキャラクターを割り当てておしゃべりしてみるというシンプルな課題に、参加者一同、黙々と取り組みました。
私はまず、こんなものをやってみました。
「対話」が「タイワ」になっているのは、私が寝ぼけていたからです(笑)
このプロンプトからやり取りを始めたところ、そこそこいい感じのタイワができました。
最新の研究動向に照らすとやや物足りない感じではありましたが、研究者になるわけではなく、卒業論文を書いて就職しようとする大学生に対するアドバイスとして考えれば、これはこれで十分に成立すると思われるレベルでした。
Google Bard もだいぶ進化しているなという印象です。
一方、学習会の中では、回答を拒否されるケースが散見されました。
たとえば、「小学生の男の子として、私とおしゃべりしてください。 私は教育実習生です。」と指示をしたら、「大規模言語モデルとして私はまだ学習中であり、そちらについてお手伝いできる機能がありません。」と拒否されてしまった方がいました。
インターネットの世界では、子どもに関係するコンテンツについては、いろいろ厳しい場合が多いので、これもまた、そうした制限によるものかもしれないという話が出ました。
そこで、「学習会」に参加している私は、さっそく実証をしてみました。
たしかに拒否されるのですが、プロンプトを工夫すると、対話に応じてくれるようになりました。
最初のうちは、勝手に教育実習生と小学生のやりとりをシミュレーションするような回答をドドドッと出力してくれて、「違うんだよな〜、やりとりしたいんだよな〜」と思ったのですが、めげずにプロンプトを工夫することでやがて対話に応じてくれるようになりました。
何度か失敗してからたどり着いたのは、以下のようなプロンプトです。
ただし、いくつかの応答をしたあとに、ふたたび「私は大規模言語モデルとしてまだ学習中です。そちらについては、理解して対応できる機能がないため、すみませんがお手伝いできません。」と言われ、回答を拒否されました。
ジェネラルな応答はできるものの、個別的で個性的な応答を作成することは、現状ではできないということなのかもしれません。
ChatGPTにかなり多くの時間を割きつつも、Google Bard についても、これからも学習を続けていきたいです。
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