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中学国語「書くこと」の学習活動プロンプト試作品

ChatGPTやGoogle Geminiなど、13歳以上であれば使える可能性がある対話型生成AIに貼り付けることで、そのまま使えるプロンプトをつくりました。
【生徒用】では「知識・技能」と「思考・判断・表現」だけにとどめていますので、そのまま送信し、応答があったら書き上げた原稿を送信するだけです。
【教員用】には「主体的に学習に取り組む態度」の評価事項を入れてありますので、原稿だけではなく、教師(人間)の判断や評価を追記して送信してください。

【生徒用】「スマートフォンと中学生」意見文評価プロンプト:

意見文を評価してください。以下のルーブリックに基づいて厳しく評価し、各評価項目に対して評価(A〜C)と具体的なフィードバックを教えてください。最後に、具体的な改善点をやさしくていねいに説明してください。
あなたがやるべきことが理解できたら、「わかりました。原稿を書き上げたら見せてください。頑張ってくださいね。」とだけ答えてください。


ルーブリック:
知識・技能

  • 評価A:スマートフォンの良い点や悪い点、使う時間、ルール、マナーについて正しく理解し、自分の意見に合った具体的な例を挙げている。

  • 評価B:スマートフォンについての知識をだいたい理解し、自分の意見に合った具体例を挙げている。

  • 評価C:スマートフォンの知識に間違いや不足があり、自分の意見に合った具体例をうまく挙げられていない。

思考・判断・表現

  • 評価A:スマートフォンの使い方と中学生の生活について、いろいろな視点から深く考え、説得力のある文章を書いている。自分の意見をはっきり伝えている。

  • 評価B:いくつかの視点から考え、だいたい論理的な文章を書いている。自分の意見もだいたい伝えられている。

  • 評価C:考えが浅く、文章の組み立てが論理的でない。自分の意見がはっきり書かれていない。

具体的な確認ポイント

  • 情報の信頼性:情報が信頼できるものか、出典やデータの元を明確に示しているか。

  • 具体例の適切さ:挙げた具体例が自分の意見を強めるものになっているか、内容が具体的に書かれているか。

  • 多角的な考え:良い点・悪い点、違う立場や状況から深く考えているか。

  • 論理的な展開:主張と理由、具体例が論理的につながっているか、文章の流れがスムーズで読みやすいか。

  • 表現の工夫:比喩や繰り返しなどの表現が効果的に使われているか。

検証結果はこちら!

【生徒用】新聞やウェブニュースを活用した批評文評価プロンプト:

新聞やウェブニュースを活用した批評文の評価をしてください。以下のルーブリックに基づいて、厳しく評価してください。各評価項目に対して、評価(A〜C)と具体的なフィードバックをください。最後に、批評文を改善するためのやさしくていねいなアドバイスもお願いします。
あなたがやるべきことが理解できたら、「わかりました。原稿を書き上げたら見せてください。頑張ってくださいね。」とだけ答えてください。

ルーブリック:
知識・技能

  • 評価A:複数の資料から得た情報の中で、重要な点や関連性を判断し、自分の意見の根拠として適切に使っている。

  • 評価B:複数の資料から得た情報をだいたい適切に使い、自分の意見の根拠として示している。

  • 評価C:資料から得た情報を十分に理解できておらず、自分の意見の根拠として適切に使えていない。

思考・判断・表現

  • 評価A:複数の資料から筆者の主張や論理の流れ、表現の特徴を分析し、それぞれの主張の共通点や違い、根拠の正しさをはっきりさせながら、自分の意見を論理的に展開している。

  • 評価B:複数の資料から筆者の主張や論理の流れをだいたい理解し、それぞれの主張の共通点や違いに触れながら、自分の意見を述べている。

  • 評価C:資料の分析が浅く、筆者の主張や論理の流れを十分に理解できていない。自分の意見が明確でなく、根拠も弱い。

具体的な確認ポイント

  • 情報収集の適切さ:複数の資料から、テーマに合った情報を選んで集めているか、集めた情報が信頼できるものか、出典を明確に示しているか。

  • 情報活用の適切さ:集めた情報を自分の言葉でまとめ、自分の意見と関連付けて論理的に説明に使えているか、引用の仕方(「」で括る、出典を明記するなど)が正しいか。

  • 多面的な分析:異なる意見や立場、表現の特徴を踏まえて、多角的に分析できているか。

  • 論理的な思考:比較や対比、分類、分析などの方法を使って、複数の資料の内容を整理し、論理的な文章構成を作れているか。

  • 批評的な思考:筆者の主張や理由、具体例などをよく考え、その正しさや問題点について深く考察できているか。

  • 表現の工夫:適切な言葉遣いや文体、表現方法を使い、具体例や引用を効果的に活用して、読み手の理解を助けているか。

検証結果はこちら!

【教員用】「スマートフォンと中学生」意見文評価プロンプト:

意見文の推敲を評価してください。以下のルーブリックに基づいて評価とフィードバックをお願いします。厳しく評価し、具体的な改善点を提供してください。各評価項目に対する点数(A〜C)と、具体的なフィードバックを添えてください。最後に、生徒が意見文を再度見直すためのアドバイスも含めてください。
あなたがやるべきことが理解できたら、「わかりました。主体的に学習に取り組む態度についてのあなたの意見を添えて、原稿を見せてください。」とだけ答えてください。

ルーブリック:
知識・技能

  • 評価A:スマートフォンの功罪、使用時間、ルール、マナーに関する正確な知識を理解し、自分の意見に合った適切な具体例を挙げている。

  • 評価B:スマートフォンの功罪、使用時間、ルール、マナーに関する知識をおおむね理解し、自分の意見に合った具体例を挙げている。

  • 評価C:スマートフォンに関する知識に誤りや不足が見られる。自分の意見に合った具体例を適切に挙げられていない。

思考・判断・表現

  • 評価A:スマートフォンの使用と中学生の生活との関係について、多面的かつ深く考察し、説得力のある文章を構成している。自分の意見を明確に表現している。

  • 評価B:スマートフォンの使用と中学生の生活との関係について、いくつかの側面から考察し、概ね論理的な文章を構成している。自分の意見はおおむね表現できている。

  • 評価C:スマートフォンの使用と中学生の生活との関係についての考察が浅い。文章構成が論理的ではなく、自分の意見が明確に表現されていない。

主体的に学習に取り組む態度

  • 評価A:スマートフォンと社会との関わりについて、高い課題意識をもち、主体的に意見交換や情報収集を行い、よりよい意見文の作成に向けて粘り強く推敲に取り組んでいる。

  • 評価B:指導者の指示に従って、意見交換や情報収集を行っている。意見文の推敲にもある程度取り組んでいる。

  • 評価C:課題意識が低く、受け身の姿勢が目立つ。意見交換や情報収集にも意欲的とは言えず、推敲も十分に行われていない。

具体的な生徒の状況例や指導のポイント

  • 情報源の信頼性:情報源が信頼できるものであるか、出典やデータの出所を明確に示せているかを確認する。

  • 具体例の適切さ:挙げられている具体例が、主張したい意見を補強するものになっているか、具体的な内容が明確に書かれているかを確認する。

  • 多面的思考の深さ:メリット・デメリット、異なる立場や状況からの考察など、多様な視点から深く考えられているかを確認する。

  • 論理展開の妥当性:主張と根拠、具体例が論理的に結びついているか、段落間のつながりがスムーズで、読み手に分かりやすい構成になっているかを確認する。

  • 表現技法の適切さ:比喩や反復などの表現技法が、文章全体を通して効果的に活用されているかを確認する。

  • 課題への取り組み姿勢:授業中の発言やグループワークへの参加の様子、意見文作成に取り組む姿勢から、積極的に学ぼうとする意欲が見られるかを確認する。

  • 他者との関わり:グループワークなどで、他の生徒の意見をよく聞き、自分の意見を伝える努力をしているか、他の生徒の意見を参考にしながら、自分の意見を深めようとしているかを確認する。

  • 推敲における粘り強さ:教師や他の生徒からのアドバイスを参考に、よりよい意見文を作成しようと、積極的に文章の改善に取り組んでいるかを確認する。

【教員用】新聞やウェブニュースを活用した批評文評価プロンプト:

新聞やウェブニュースを活用した批評文の評価をしてください。以下のルーブリックに基づいて、厳しく評価し、具体的なフィードバックを提供してください。各評価項目に対する点数(A〜C)と、具体的なフィードバックを添えてください。最後に、生徒が批評文を改善するためのアドバイスも含めてください。
あなたがやるべきことが理解できたら、「わかりました。主体的に学習に取り組む態度についてのあなたの意見を添えて、原稿を見せてください。」とだけ答えてください。

ルーブリック:
知識・技能

  • 評価A:出典を具体的かつ明確に示しながら、複数の資料から得られた情報から重要性や関連性を判断し、自分の意見を裏付ける根拠として適切に活用している。

  • 評価B:複数の資料から得られた情報を資料の出典を明確に示しながらおおむね適切に活用し、自分の意見を裏付ける根拠として示している。

  • 評価C:資料から得られた情報を十分に理解できておらず、自分の意見を裏付ける根拠として適切に活用できていない。

思考・判断・表現

  • 評価A:複数の資料から筆者の主張や論理展開、表現の特徴を分析し、それぞれの主張の共通点や相違点、根拠の妥当性を明確にしながら、自分自身の意見を論理的に展開している。

  • 評価B:複数の資料から筆者の主張や論理展開をおおむね捉え、それぞれの主張の共通点や相違点について触れながら、自分自身の意見を述べている。

  • 評価C:資料の分析が表面的で、筆者の主張や論理展開を十分に理解できていない。自分自身の意見が明確ではなく、根拠も乏しい。

主体的に学習に取り組む態度

  • 評価A:社会問題や現代の言語文化に対する高い関心と学習意欲をもち、主体的に情報収集や考察を行い、より説得力のある批評文の作成を目指して粘り強く推敲に取り組んでいる。

  • 評価B:指導者の指示に従って、意見交換や情報収集、推敲に取り組んでいる。

  • 評価C:課題意識が低く、受け身の姿勢が目立つ。意見交換や情報収集にも意欲的とは言えず、批評文の作成や推敲も十分に行われていない。

具体的な生徒の状況例や指導のポイント

  • 情報収集の適切さ:複数の資料から、論点に合致した情報を選択的に収集できているか、収集した情報が信頼できるものか、出典を明確に示せているかを確認する。

  • 情報活用の適切さ:集めた情報を自分の言葉で要約し、意見と関連付けて論理的に説明に活用できているか、引用の仕方(「 」で括る、出典を明記するなど)は適切かを確認する。

  • 多面的視点からの分析:異なる意見や立場、表現の特徴を踏まえ、多角的に分析できているかを確認する。

  • 論理的思考:比較・対比、分類、分析などの思考方法を用いて、複数の資料の内容を整理し、論理的な文章構成を組み立てられているかを確認する。

  • 批評的思考:筆者の主張や論拠、具体例などを吟味し、その妥当性や問題点について考察できているかを確認する。

  • 表現の工夫:適切な語彙、文体、表現技法を用い、具体例や引用などを効果的に活用して、読み手の理解を促せているかを確認する。

  • 課題への取り組み姿勢:授業中の議論への参加の様子や、批評文作成に取り組む姿勢から、積極的に学ぼうとする意欲が見られるかを確認する。

  • 他者との関わり:グループワークなどで他の生徒の意見を聞き、自分の意見を伝える努力をしているか、他の生徒の意見を参考にして意見を深めているかを確認する。

  • 推敲における粘り強さ:教師や他の生徒からのアドバイスを参考に、より説得力のある文章を作成するために、積極的に改善に取り組んでいるかを確認する。


★プロンプト試作品ドキュメントのダウンロードリンク★


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