見出し画像

Canva 認定教育アンバサダーとしての私

Canva との出会いから、2022年7月にCanvassadorになるまで

 コロナ禍でステイホームが続いていた2020年12月ごろに、それはたぶん始まりました。2021年2月1日にGEG Fuji のYou Tubeチャンネルからライブ配信した「はじめてのジョン・ハッティ Day 1 〜 学力に最も効果を与えるものは何か?」のサムネイルは、すでにCanva で作られています。
 2021年4月からは、大学の教職課程の授業でも、学生に無料アカウントを取得させ、活用の可能性を模索し始めました。
 そこから1年4ヶ月ほどの間に取り組んだことを動画にまとめ、Canva 認定教育アンバサダーに応募しました。

YouTube動画「大学の国語科教育法の授業とCanva for Education」

 教師になろうと考えている学生たちに、Canva の魅力をどんどん伝えることができるという私の立場の特異性がおそらくは有利に働き、6人しか選出されなかった日本初のCanva 認定教育アンバサダー(Teacher Canvassador)になることができました。

Canvassador(Canva認定教育アンバサダー)になってからの8ヶ月

 2022年7月にCanva 認定教育アンバサダー(Teacher Canvassador)になってからも、GEG Fuji ICTで国語授業を変える教育者グループなどでCanvaのワークショップをたびたび開き、大学の授業でCanva を活用した国語科の授業開発に取り組んできました。
 たとえば、都留文科大学の学生たちが掛川教育フェス2022でハイフレックス開催したワークショップ「はじめてのCanva for Education」や、20代から70代までの都留市民を対象に対面で開催された「Canva を使ってグラフィックデザインを学ぼう~シリウスカレッジ公開講座」などは、他のCanva認定教育アンバサダーとは違う私の立場の特異性が生み出した成果と言えるでしょう。Canva を使い始めたばかりの学生たちが、その面白さに魅了され、「これを伝えたい」という思いを共有して、見事にワークショップを成立させてくれました。
 Canva についてまったく何も知らなかった一般市民が、90分のワークショップが終わるときには、自作の名刺やカレンダーを手に家路に付いたり、トートバックを注文したりして、Canvaデビューを果たしたわけで、学生たちにCanva の魅力を伝えた私も驚く成果です。

 昨日は、教育クリエイターフェスSCHOOL@3/26武蔵野大学に参加して、国語の授業のサポートをしたのですが、小学生対象の詩集づくりワークショプでは、初Canvaの12人の子どもたちがカラフルな縦書きの詩のページをデザインし、たった60分で見事な詩集ができあがりました。(ワークショップ担当の岡田憲典先生がその場で「詩集」として印刷して、子どもたちに手渡しました。) これもまた、「デザインの民主化」を掲げるCanvaの真骨頂。低学年の子どもたちでも、あっという間に「作り手」になれるのです。 

小学生が60分で作成した詩集のイメージ画像

 まもなく始まる新年度(2023年度)も、引き続きCanva for Education の可能性を探り、教職課程の学生たち(例年4つの大学で合計120〜150名ほど)にCanva for Education の魅力を伝えていきます。

  • この記事の見出し画像は、2023年3月24日に渋谷で開催されたCanva Create ウォッチパーティーイベントの記念写真です。Canvaの中の人やCanva クリエーターのみなさんと初めて対面でお話をしました。

いいなと思ったら応援しよう!