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今年度の国語教育学ゼミの活動

Teamsの本格導入

 2016年度以来、ずっと活用し続けているGoogle Classroomとロイロノート・スクールに加え、近年はグループウェアとしてSlackが大活躍してきた。
 ところが、昨年(2022年)無料版のSlackの仕様が変わり、90日でメッセージが消えることになってしまった。そこで、Google Chatと併用しながら誤魔化してきたが、年度が改まるのを機にTeamsを本格導入することにした。「授業」としてチームをつくっているので、「管理」的な側面が強いのだが、今のところアクティブに活用できている学生が多く、順調な滑り出しである。

Canva for Education のイベント

 5月22日(月)、都留文科大学のTHMC(Tsuru Humanities Center)のデジタルコモンズで、ゼミに入った3年生だけでCanva for Education の入門講座を実施した。
 作成したポスターを学内に掲示して集客をするところから、プリンターの設定確認やお試し印刷など、自分たちで考えて動き、トラブルにもていねいに対応した。

4月に初めてCanvaを触ったのにこのクォリティ! 立派です。

 30分×2セットでいずれも初めてCanvaを触った参加者が半分いる状況であったにもかかわらず、シールを印刷するところまでこぎつけた。
 できあがったシールを見せてもらったが、どれもなかなかの傑作で、参加者の満足度が高かったことが想像される。

ChatGPTのイベント

 本日5月27日(土)、都留文科大学の6号館6303教室で、ChatGPTの入門講座を開催した。対面イベントは、Canva同様に学生が企画・運営をおこない、私は完全にオブザーバー参加であった。
 ただし、せっかくの企画であり、Canvaのイベントとは異なり、私自身も参加可能な日程だったので、会場から独自に見学者を募り、ライブ配信を実施した。募集期間はわずかだったが、20名を越える申込があり、2時間のワークショップを360度カメラが付いているMeeting owlで生中継した。
 ワークショップは、よく考え抜かれていて、対面参加者からはたくさんの笑顔がこぼれ、生成系AIの魅力を体感できるイベントとなった。

Canva クリエーター江藤由布先生絶賛のフライヤー

 イベントは、ChatGPTなど生成系AIについての概括的な説明をした上で、自己紹介のワーク、プロンプトづくりのチーム戦、CanvaのText to Image とChatGPTを組み合わせた絵本作りというワークショップ3本立てで、役割分担をしながら柔軟に動き、見事な運営ぶりだった。

ロイロのイベント(LEG都留)

 4月からゼミに入ったばかりの3年生が企画運営するイベントの第3弾は、ロイロノート・スクールである。
 5月24日(水)の開催を目指して準備を進めたものの、開催に必要な作業をうまく進められず延期を決意。6月7日(水)に開催することにした。
 無理に突っ込まずに延期という判断をしたのは、きわめて賢明であった。
 実施できなかったということより、延期という判断ができたというところをまずは称えたい。

ロイロ感あふれるデザイン。もちろんCanvaで作成。

 3つのチームがそれぞれに企画・運営しているイベントの最後は、じつはかなり難易度が高い。
 水曜日は会議日で、私が参加できるのは、イベントの後半だけになりそうだ。これまでの2つのイベント同様、私はほとんど何も助けられないが、きっと楽しいイベントにしてくれるはず。
 こちらも「聴講のみ」というオンライン参加枠があるので、興味がある方はぜひお申し込みを!

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