幸運は、忘れた頃にやって来る。
思いがけない幸運というのは、とても幸せな気分に浸らせてくれるもの。
仕事の合間にちょいとPixivを覗いた昼下がり。なにやら事務局からメールが届いているのに気が付きます。事務局メールといえば、アップロードした作品がランキング入りすると連絡が届いたりと、良い知らせが多かったりするのですが、此処のところランキングには縁のない日々。何か規約でも変わったか?とメールを開くと、タテヨミチャレンジで再び抽選に当たりました!といううれしい連絡でした。
【「みてるよ」制作ノート】で紹介しましたが、試しに描いたWebToonでお小遣いを頂戴して以来、味をしめていくつか作品を描いております。「みてるよ」は別のコンテストに応募してしまったので、もう一作追加で公開していました。題して「ネルフ怪談」。
エヴァのパロディで、あのやたら長いエスカレーターで展開されるコメディを描いたものですが、エスカレーターは例の通り3DCGで作成しています。ブロック分けしたモデルをアセンブリして一体化していますが、つなぎ目の段が上手く合わなかったりと難儀しながらの作業になりました。
モデリングだけで延べ2日。マンガに仕上げるのに3日くらいかかったかな?抽選とはいえ、こうしてお金になると苦労が報われた気がします。いっそ3Dモデルの小物や舞台セットの制作で小遣い稼ぎができないものか。ちょっと検討しておこう。
今回は9月のチャレンジで当選したのですが、実は8月のチャレンジに応募したものと勘違いしておりまして、さすがに二匹目のドジョウは難しいものだと一人合点しておりました。ですから気分はもう棚からぼた餅。ていうか棚から忘れてたぼた餅が出てきたらヤバくない?まぁそんなこんなで意表を突かれた分、喜びも一入でした。
ところが仕事を終えて帰宅すると、また事務局からメールが届いてる。え、まさか?昼間の当選は間違いでした、とか?
恐る恐る開いてみると、今度は「さなコン2024」プレゼント当選のお知らせ、と・・・?!
今年の「さなコン2024」では、コンテスト部門の他に「フリー部門」が新設されて、抽選で日本SF作家クラブによる「さなコン2024小冊子」がプレゼントされる、という企画がありました。わたしはコンテスト作品のエントリー後に、イヌネコのウ〇コハイのごとき勢いで仕上げたフリー部門3作品のうち「金星コーラ」という短編が当選したとの事。
小冊子ってどんなものが届くのだろう。クラブの刊行だからガリ版で刷ったのが届くのではあるまいか?なんてしょーもない事を考えながら、届け先を連絡しつつコンテストの要綱を確認しますと、
「応募期間終了後に抽選が行われ、10名に賞品が贈られます。」と。
え?10名なの?10人しか当たらないの?何気にラッキーじゃない!?
こうなるとウキウキが止まらない。改めて当選作品を読み返しますと・・・
ギャー!!誤字があった!!賞品が届いてからこっそり直そう。。
そんな訳で。また来年もきっと参戦することになりそうな「さなコン2024」顛末記でした、笑。