ときどき楽しくて、ときどき美しいから。
今日は今季いちばんの寒さじゃないかな。
外に出た瞬間、ひぇぅっ、と言葉にならない言葉が出てきた。
先程まで、お友達のおうちで、生後7ヶ月ボーイの満面なる笑顔に癒されまくっていた。
この世界に爆誕してまだ7ヶ月。
にして、周りを幸せにするために必要なモノ、一つ を見事に習得している姿と、なんともいえない社長感に、メロメロ。
それは何度、かわいい、と言っても足りない。
…
日々において、"ときどき"ってとても大切だな、とおもう。
ときどき、何かいつもと違うモノに触れ、美しいな〜と感動したり、いつもの日常のなかに思いがけないことで、楽しい!と思えたり。
ときどき、じゃなくて、毎日のほうがいいんじゃない?ともおもうかもしれないけれど、きっと毎日だと飽きてしまう。
何に対しても、人は慣れてしまうから。
生きていくために、そういうふうに順応する力を持っている。
当たり前じゃないものも、当たり前になっちゃうんだから。
その順応には、良いも悪いもない。
順応したとしても、また新しいものと出会うし、
たまに順応に抗うものにも出会う。
そうやっていつも、線からはみ出す何かに出会うんだ。
そして、感動する。
そんな瞬間、
"なんかわからないけど、ああ、これでよかったんだ"と思える気がする。
それは、自分のなかに一滴の滴がポトンと落ちて、丸く円の波を静かに打ちながら、徐々に徐々に広がっていくみたいに。
わたしの頭からつま先までじんわり染み込んでは、丸ごとを受け止めてくれる。
そういう瞬間を、幸せって思うのかもしれない。
わたしはいつでもそれが訪れるのを待っている。