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10.結婚の自由を全ての人に
今回はずっとずっと書きたかった同性婚について書きたいと思います…!
タイトルにある『結婚の自由を全ての人に』という文言ですが、これは同性婚の実現を目的に国に対しての訴訟やイベントなどをやっている団体が掲げている文言です✍️
実際に2019年2月14日のバレンタインデーの日に札幌・東京・名古屋・大阪で一斉に提起され、その後福岡も加わり、計5つの地域で今も進行中です
2021年の3月17日には、最も進度が早い札幌地裁において『現在の状況は同性愛者に対する差別的な取り扱いであり、平等原則を定める憲法14条1項に反する』旨の判決が下されています
今まで多くの人が奮闘していた中で、『違憲である』という言葉をやっと聞くことができたのでこの判決が出た時は本当に嬉しかったですし、Twitterでも『やっと一歩進んだ』との声が多かったです📢
ではなぜ団体を立ち上げているほど、動きが活発なんでしょうか
もちろん差別をしてほしくないという面もありますが、実際の現状から見ていこうと思います
1.パートナーの最期に立ち会えない可能性
私はまだ想像もできないけれど、想像できないほど苦しいと思います
例えば、パートナーが突然倒れてしまったとします。
その際結婚していたり、家族であれば詳しい病名を聞くことができたり、そばにいることができますよね…
ですが、長年連れ添っているパートナーにも関わらず、"家族"であると公に認められていないという理由で、病名を告げられなかったり、そばにいられないということがあるんです
今はコロナ禍ということもあり、病院などでの面会も家族のみというところがほとんどだと思います
そのとき"結婚"ができていて公に関係が認められていたら、出会って何ヶ月の状態だとしてもも会えるんです
ですが、何年も連れ添っているにも関わらず公に認められていないからという理由で、パートナーが苦しんでいる時に隣にいることができない可能性が高いんです
もう私この話を聞いた時、「え本当に?」ととっても驚きました
実際にTwitterなどではリアルタイムでこのことについて言っている人もいます
2.認められていないような気持ち
また、ヘテロ(異性愛者)と話をする時に大好きなパートナーのことを無いことにされがちな部分があり、修正するのもめんどくさいし、その時は話を合わせても、後からいないことにしてしまったパートナーへの罪悪感などに押し潰されてしまう人もいたりします
例えば恋愛話になったとき、付き合っている人がいると告げても異性前提で話が進められ、結局異性として話をしたりなど…
正直今まで想定されていなかった部分があるので、そう考えるのは仕方のないことだと思いますが、苦しさはどうしても感じちゃいます
また、最近ではキャンプ場のカップル割引のキャンペーンで、同性カップルは社会的にカップルとして認められないため割引き不可としています。との文言を投稿している件もありました
今は謝罪をしておりますが、もし国から公に私たちの存在が認められるのであればこのようなことも無くなるのではないかとも考えます
日常生活で感じる小さいけれど積み重なっていくことで大きくなってしまう苦しさは無くなるのではないかと私は考えています
ですので、私はこれからも同性婚について小さいながらも声を上げていこうと思いますし、付随してジェンダー学も学んでいこうと思います🖋
全10回、ジェンダーについて自分の意見や考えををまとめてきましたが、やっぱり私は私の『自分らしさ』と『ジェンダー』は切っても切り離せないことであると実感できました
まだまだ社会的に浸透していない部分もあるけれど、チラッとストーリーに流したり、日常の発言などで周りに共有できたらいいなと思います💭
見ていただいてありがとうございました☺️