お弁当×遠足 というだけで特別感 3割増し
年少息子、初めての幼児園の遠足のときのこと。
息子と娘の成長が微笑ましかった話です。
数日前から、あと何日で遠足だとカウントダウン。
前日、園の帰り道から、
「おにぎりは2こね。1こはなにもいれないで、もう1こはゴマ入りだよ。」
「あとは、かぼちゃはある?ごぼうとにんじんの(きんぴら)も入れてね?」
と、冷蔵庫にあるものも心配してくれながら、お弁当のリクエストを延々としてくれた息子。
食欲旺盛なので、もりだくさんです。お弁当に入り切るか心配なくらい。
前夜から、小3の娘が、
「卵焼き作ってあげたい!起きれたら」
と、頼りがいがありつつ、ちょっと弱気な申し出が。
朝、頑張っていつもよりちょっと早く起きてきて、お弁当用に卵焼きを作ってくれました。
卵焼きは、娘が唯一得意な料理です。(唯一って言ったら本人に怒られるか)
「ちょっと薄っぺらになっちゃった」
って言いながらも、私よりキレイな色で焼いてくれました。
当の息子は、お弁当作りに早起きした私の横で、寝ぼけまなこな顔で、「きょう、えんそく?」と聞きながら、また寝ていました。
お弁当を何年も作っている私としては、できるだけ当日の作業は
最低限にしたいもの。
前日の夕飯で作ったものも温め、冷まして、詰めて、完成。
デコ弁も作れないので、かわいいピックをさして、可能な限りのデコで(笑)
リクエストは全て入れました。
ふつーのお弁当でお恥ずかしい写真ですが。
これ、高校生になったら、3段くらいになるのかしら…ぞっとする。
園長先生がおやつをくれるから、デザートは1個がいい。
と、息子に言われていたことを忘れていて、
ゼリーと柿のどちらかを直前に抜くことに。
日頃食べないゼリーを選ぶかと思いきや、柿をチョイスした彼。
ゼリーはおうち用だと。
しかも、2切れもNGで結局1切れだけに。(抜いた1切はその場で食べる(笑))
なんでも食べたい!って息子が、食べる量を選べるようになるなんて。びっくりな変化です。
さて、肝心の行き先ですが、園からすぐ近くの広場です。
たまに、園でもお散歩で行くいつもの広場ですが、
「遠足」という名前がつくだけで、特別感が増すようです。
しかも、お弁当は、帰ってきて園で食べるとのこと。
それでもワクワク感 増し増しです。
お弁当×遠足というキーワード。最強です。
お姉ちゃんの卵焼きも入った、愛情詰まったお弁当。
いつもよりずっしりとしたリュックを、嬉しそうに
「おもい~」って言いながら、出発して行きました。
入園当初は、マジで!?ってくらい大泣きしていた息子。
そんな息子の嬉しそうな顔も、弟思いの娘の成長も見れた、
すてきな朝でした。