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幼児に大人を強要すること

幼少期「いいよ。えらいね。おいで。」など上から目線になりがちな言葉を使うと厳しく叱られていた。

悪い意味ではないはずなのに言葉を発すると叱られる。

自分の気持ちを伝える語彙をまだそれしか持っていないのに。

常に自分が悪いことを言っていないか不安になり、人との関わりが怖くなっていった。

そんな幼少期を送ったせいか、小学生の初めはとても静かな子だった。

年相応に思いのままコミュニケーションを取る同級生に”失礼な子供“と嫌悪感まで抱いてしまっていた。


私は挨拶をするにも自信がなく、習い事で毎回名前を呼ばれる「はい」と返事をすることが苦痛で前日から行きたくないと泣いて悩んでいた。



小学校入学からしばらくすると親と離れる時間が増えたからか、幸い学校にいる間は活発な子供になった。


小学生時代の友達に「私はどんな子だったか」とインタビューすれば、ほぼ全員が「明るい子」と答えるだろう。

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