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【バンコク駐妻】キャリアの考え方の話


以前、「定期的に来るキャリアへの不安」というテーマでnoteを書かせていただいたのですが、

はい、また来ました。その不安の波が。

「今を楽しむことが大事!」と自分に言い聞かせるようにしてから、少しは割り切れるようになったのですが、とはいえ、ちょっとしたことがきっかけでやっぱり落ち込んでしまう時はあります。

そんな時、こちらのnoteに出会い、とっても心が軽くなりました。👇
(勝手に引用失礼します…!)

Connecting the dots

点と点が後からどうつながるのか、過去の一見すると無関係な経験が今になって役に立ち、新しいキャリアをつくっていく
という考え方だ。

今を生きたらしめることが将来のなにかに繋がる。
そのことを信じて生きよというメッセージ

https://note.com/yuria_matsumoto/n/nae60ed2bd6b5?sub_rt=share_sb

駐妻として生活している今、仕事をしていないからって"キャリアを失ってしまった"ということわけではない。
今、私は異国の地で日々、新しい人に出会って、新しい文化に触れ、必死に生きている。その中で自分が努力し、最善に向けて選択し、行動したことが、今は点だけれども、その点がいつか線となり将来の何かにつながり、その人生自体が立派なキャリアとなっていく!ということ!

とっても素敵な考え方〜〜〜!
心が救われる気がします。

そして、このnoteを読んで、私が思い出したのは、「計画的偶発性理論」という考え方。
タイに出発する前、職場の先輩にキャリアへの不安を吐露していたら、この考え方を教えてくださってポジティブになれたのを思い出しました。


計画的偶発性理論
(Planned Happen Stance Theory)

これは、スタンフォード大学の心理学者のジョン・D・クランボルツが提唱したキャリア形成理論で、
「個人のキャリアは"偶然の出来事"の積み重ねによって決定されるという前提のもと、その偶然をチャンスと捉え活かすことで、自分のキャリアを良くしていく」
という考え方です。

計画的偶発性理論の主旨
1. キャリアのターニングポイントの8割は偶然の出来事が影響する
2. 行動や努力によって、偶然の出来事が自身のキャリア展開につながる
3. 新しいことへの挑戦によってチャンスが増える

https://www.lifeworks.co.jp/cdlabo/column/entry002107.html

クランボルツ教授によると、

社会情勢が大きく変化する今、「自分は絶対に〇〇をしたい!」という目的意識を持つことよりも、自分に降りかかった偶然の出来事を「チャンス」と捉え、それを活かせるように努力をする方がキャリアに大きな影響を与えるという。

そして、その偶然の出来事を意図的に引き寄せるために、新しいことにチャレンジしていくことが大事、だと言います。
確かに、ちょっと勇気を出して行ってみたイベントで出会った人と仲良くなって、ボランティアの仕事を紹介してもらえた、とかありそうですよね。
これは自分で意図的にチャンスを引き寄せたことになる、と言われれば納得です。


先の「Connecting the dots (点と点をつなげる)」の考え方ととても深い関係にあるこの理論。

どちらも
「タイに住んでいる期間は、あなたにとってチャンスだよ!」
「自分が置かれた場所で自分ができることをしっかりやれば、将来必ず何かにつながっているから安心してね!」
と言ってくれているみたいですよね。

日本で働いている友人たちと比較して引け目を感じる必要なんてないんじゃないか、って思えます。

今自分がタイにいる時間が無意味に思えたり、将来が不安になってしまうことがあっても、少し楽観的になって、今を全力で楽しむことができそうです。

ただ、このチャンスを無駄にしないためにも、貴重なタイでの生活の中でできることは何でもチャレンジしたい!
タイ語を勉強する、いろんな人と交流する、子供の教育に力を入れる、料理を頑張る、積極的にイベントに参加する、noteを書き続ける、などなど。

どれも超難しいことではないけれど、「この行動が、将来何か良いことに繋がっているかも!」と思うだけで、勇気が出て少し難しいことにも一歩踏み出せる気がします!

私の数年間のタイ生活が、人生の糧となるような過ごし方ができたら良いなあ〜と思います。



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