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【バンコク駐妻】スマホをGrab Carに忘れてきました(汗)

自分が不注意な性格であることは自覚していましたが、ついに盛大なやらかし事件がありました。

つい先日、ショッピングモールからGrabで自宅に戻った際、うっかりスマホを後部座席に置いたまま忘れてきてしまいました。


結論としては、たくさんの方の尽力のおかげもあって、スマホは無事に手元に戻ってきたわけなのですが、貴重な経験だったので記憶が鮮明なうちにその経緯を記録しておこうと思います。


その日は謎の体調不良で、とにかく早く家に着いて休むことしか考えておらずいつも以上に不注意だったと思います。

家について一息ついた時に、
「あれ、、スマホどこにやったっけ、、、汗」

カバンにもポケットにも入れた記憶がない。

車内でGoogle Mapを開いて渋滞状況を確認した記憶が蘇ってきた瞬間、心臓がドクっとしたのを覚えています。

いつもは夫がGrabを呼んでくれているのですが、その日に限って私のスマホアプリで呼んだため、ドライバーとコンタクトを取ることもできませんでした。

降車後にドライバーが忘れ物に気づいて、コンドに届けてくれてはいないかと、1ミリの希望を持ってフロントに行ってみると、案の定そんなものは届いていないと。。

しかも、夕方だったため英語ができるスタッフはすでに帰宅しており、タイ語しかわからない警備員さんしか残っていませんでした。

私の拙いタイ語でスマホを車内に置いてきてしまったことを伝えると、状況を理解してくれて、とても親切に対応してくれました。

まず、私の電話番号を伝えて電話を何度もかけてくれましたが、ドライバーは出てくれず、、(きっと運転中)

そして次は、コンドに設置されている監視カメラで車のナンバーを確認するためにモニター室に連れて行ってくれて、私たち家族が乗っていた車を見つけました。(モニター室に入れたことにちょっと感動しちゃった私)

車のナンバーの下4桁の数字は分かったのですが、解像度がそこまで高くないため前半のタイ文字の部分が解読できず、他の角度の監視カメラで見てみるなどスタッフさんが努力してくれたのですがはっきりとは見えませんでした。

結局、そのスタッフさんが「一緒についていくから警察に通報しましょう」と提案してくれて、警察署まで行くことになりました。
(まさかタイの警察署に行くことになるとは思っていなかったから、ここでまたちょっと感動しちゃう私)

警察署に着いてからも順番待ちで30分くらいは待たされました。
冒頭書いたように、私はその日体調不良だったので、この時間がかなりしんどかったです。

待っている間に、夫のスマホで私のApple Accountにログインし、Find My iPhoneで追跡してみると、随分と離れたところに移動していました。恐らくそのまま運転手の家まで行ってしまったかと。

そしてやっと私たちの順番が来て、スタッフさんが警察に状況を説明してくれました。警察の方にも車のナンバープレートの写真を見てもらったところ、なんとか解読してもらい、運転手の連絡先と住所も特定することができました。

警察ってやっぱりプロだ、、、

その後、警察から運転手に連絡を試みましたが繋がらず、しばらく連絡がつくまで待つことになりました。既に20時を迎えていました。
0歳の娘も連れてきていたため、警察署内のベンチでレトルトの離乳食をあげることに。(娘よ、こんな母親でごめんよ…)

警察署に着いてから約2時間ほど経過した頃だったと思います。
ようやく運転手と連絡がつき、その後すぐにスマホを警察署まで届けてくれることになりました。

あ〜〜〜〜ほんとによかった〜〜〜!泣
運転手がそのままスマホ盗んじゃうんじゃないかと疑ってごめん〜〜
しかもその日中に届けてくれるなんてめちゃ優しいじゃん〜〜

ただ運転手からはしっかりガソリン代500バーツを請求されました。
私の過失だから仕方ないです。スマホが戻ってくるならそれくらい。。。

夜も遅かったので、コンドのスタッフさんが「あとは私が対応しておきますから、一旦コンドに戻りましょう。スマホを受け取ったら部屋まで届けに行きます」と。

OMG…優しすぎる…..!!!!
これがタイ人の優しさ!?

かなり長い時間拘束して残業をさせてしまって申し訳なさすぎて、帰り際にチップを渡したら「いいですいいです、受け取れません!」と….
(強引に渡したけど。)

帰宅してしばらくして、無事にスマホが戻ってきました。

親切な方々のおかげで、失くしてから戻ってくるまでトータル3時間ほどでした。日本でもないのに、こんなにスムーズにいくと思っていなかったので、協力してくださった方へ感謝の気持ちでいっぱいになりました。


この経験を通して得た教訓としては、

タクシーでは絶対にスマホを座席に置かないこと!

そして、

こういう時のためにタイ語は絶対に話せた方がいい!


ということ。

一連を通して、スタッフさんとはGoogle翻訳を使って会話したわけですが、とにかくそれがめんどくさかった!(というかめんどさそうにされた)
警察の言ってることわからないし、今どういう状況なのか、わざわざ聞かないと分からない!

タイ語がもっとできたら楽だったのに!!

その日を境に、タイ語習得に対するモチベーションは格段に上がりました。

今回の経験は完全に私のやらかしでしたが、
総じて貴重な経験になったし、タイがもっと好きになるきっかけにもなりました。

私は今回人に恵まれただけかもしれないので、皆さんはスマホに限らず荷物の置き忘れには気をつけてくださいね。

最後まで読んでくださってありがとうございました!






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