「場」で人を育てる
先日知人と話していて、やっぱり嵐のNetflixの話題になった。最近、仕事以外の雑談はほぼ嵐のNetflixの話題だ。つまり嵐のNetflix、一般ビジネスマンにとっても魅力的なコンテンツである可能性がめちゃくちゃ高い。まだ見てない人はエンターテイメントビジネスの分析としてぜひ見てほしい(宣伝)
コンサートという「場」の提供
話題は先日公開された「SHO's diary」で櫻井君が話していたことから、「ジャニーズは『場』で人を育てているのではないか」という話に。
ジャニーズは、(今はまた状況も変わっていると思いますが)先輩のコンサートにバックダンサーで出て、その中で「コンサート」というエンターテイメントの「場」を共有する。その場を共有することで、若きジャニーズjr.たちがエンターテイメントを経験する機会を提供して学びを促しているのではないか。これが特に10代の若い人材に向けて事務所がやっている大きな機能の一つなのではないか、と。本来、なかなか「エンターテインメント」の現場に行き、パフォーマンスできることは少ない。けれど、先輩のコンサートのバックで踊ることで上質な学びの機会を提供している。常にチャレンジする先輩たちの文字通り背中を見られる機会があることはとてもよい学びの機会になっているだろうと推測される。
場から何を学ぶのか
そうした「先輩のコンサートのバックダンサーで踊る」という同じ経験をしていても、そこから得るものは人によって千差万別。
何を学んだのか、そして次にどう活かすのか・活かさないのかも、その人次第。どう行動を起こすのかも当然変わってくる。だからこそ、「良い学びの場」を提供することが、人材の育成のシステムになっているのではないか。
これはジャニーズだけではなくていろいろな仕事にも共通することだなと。特に場づくりに関わるものとしてはとても学び深い仕組みだと感じた。我々も良質な「場」を通して学びを提供していきたい。と思いを新たにすることができた。場を通した学び、もっと深堀のし甲斐がありそう。