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座禅も組んだことない私の『禅』のイメージ
これは、今年の5月に、のん(能年玲奈)さんがナレーションを担当された
【NHK BS1】BS1スペシャル「禅×21世紀」
をきっかけにLINEブログに書いたものです。
禅
2020/05/08 19:54
https://lineblog.me/lb07n/archives/2165605.html
以前、東京駅ナカの書店で「心の疲れを取る」という帯のコピーに惹かれて『禅の公案集』みたいな本を買って読んだ…
『公案』とは禅寺の雲水さんが修行するなかで出される問題のようなものらしい…
本を一冊読んでインスタントに理解できるものじゃないけど…
たとえば
隻 手 音 声 ?
せきしゅおんじょう
両手をたたくと音が鳴るが
片手の音とは何か?
みたいな問題です…
学校の優等生みたいな模範解答や、一休さんのトンチみたいなものは求めていないみたいです…
公案 - Wikipedia
ja.wikipedia.org
上手く言えないけれど、その本を読んで感じたことは
いま
ここ
自己
が重要だ!
ということでした…
いわば Right Here Right Now!
でしょうか?
「去年はよかったね~」とか
「○○県はいいよね~」とか
「誰々さんが言うから~」とか
そんなことより
「今の自分はどうしたいんだよ…!?」
と問いかけられます
こんなこと言ったら、嫌われるかな~?とか、こんなことしたら、笑われるかな~?とか
そんなフラフラ定まらない気持ちに
あの座禅でぶったたかれる棒みたいなヤツ
「きようさく」って言うんでしょうか?
アレでバシッとやられるような目が覚めるところがあるのが『公案』の印象です。
現代人はいろんなことにアレコレ悩んでます。
「同調圧力」とか、「承認欲求」とか
「多様性重視の時代」のスローガンとはウラハラに、リースマンの言う「他人思考型」にSNSとかで、さらに拍車がかかって…
エラそうに書いてる自分も、もちろん同じなんですが…
他人志向型(たにんしこうがた)とは -
コトバンク kotobank.jp
専門家の意見や、世の中の「最大公約数」に答えを合わせてた方が安心だし、気楽です…
でもこのコロナ騒動の一見で、今まで信頼していた世界がグラッと揺れ動いたような感じがするのは、気のせいでしょうか?
アドラーの『嫌われる勇気』は読んでないし、わざわざ嫌われる必要はないけど、己の核心はどこにあるのか、再確認が必要だと思うし、いよいよ主体性をもって「地アタマ」で答えを出していく時代が来ちゃったかな?と、思う…
そんな時代に「禅」の「気力」が合ってるのかもしれない…
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