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「キミノミカタ」胸の中で優しく灯るお守り

"お守り"みたいな曲です。

「キミノミカタ」の作詞作曲をされた野田愛実さんがSNSに投稿されていたこの文章が大好きでした。

アイドルを応援している方全員に聴いてほしい曲なので、ライブでのHey! Say! JUMPの演出を振り返りながら、この曲の魅力を綴ります。

明日から、ほんの少しでも希望を握りしめて生きていけるように。

•歌詞とライブの演出

Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2023→2024 PULL UP!の本編ラストが「キミノミカタ」でした。曲が始まる前に、ステージの照明が有岡くん一人を照らし、有岡くんの曲紹介と共にイントロが流れます。

「次の曲は、皆さんが僕たちにとっていかに心強い存在か、そして背中を押してもらっているかを再確認できる曲です。最後に聴いてください。キミノミカタ。」

もうこの有岡くんの言葉を聴いただけですでに泣きそうになっていました…;;ゆっくり会場を見渡しながら優しく語りかける有岡くんを見て、ライブ前に雑誌でファンに対して「ちゃんと顔を見て、目を見て、心から安心させてあげたい」と言っていたのを思い出して…本編最後にこの曲を選んでくれた8人が嬉しかったです。

君の味方だ どんなときも
真っ直ぐ見つめて 言ってくれたね(薮)

薮くんの優しく力強い歌い出しから始まるこの曲。このフレーズは曲中に何度も登場します。
"味方"と検索すると、「仲間」「応援してくれる人」「心強い存在」などと出てきます。味方…世界で一番安心できる言葉かもしれないですよね🪄
タイトルがカタカナ表記なっている事によって、「キミノミカタ」この6文字が、お守りやおまじないのようにそっと包み込んでくれる暖かさがあります。

何だってできる きっと
君のその言葉が 胸の中で輝いてる(山田•知念)

大好きな人たちにこんな嬉しいこと言ってもらえるなんて…このフレーズにこそまさに、JUMP⇔ファンの関係性が表れています。こんな私でも、少しは有岡くんの力になれているのかなぁ…なんて考えていたら泣いてましたライブで😭
そして、この素敵パートを奏でてくれるのが、やまちねの無敵ハーモニー。あまりにも良すぎ。

どちらかというと 上手くいかないことの方が多い日常(伊野尾)

大好き人たちが、このフレーズのように少しネガティブな歌詞を歌ってくれることで、共感できたり救われたりする事があります。アイドルも人間。"あぁ私たちと同じなんだ"と少しだけ泣きそうになって、明日も少しだけ頑張れる気がします。

無性に会いたくなるよ 疲れ果てて眠る日曜(髙木)

アイドルがファンに対して、"会いたい"と思ってくれている。その事実だけで十万光年先まで生きれます。
このパートを歌う髙木くんの表情といい高音といい結婚してほしい。

人の目に映る自分なんて 変えられっこない(中島)

人の目ばっかり気にして生きづらい私にぶっ刺さりまくりパート来ました;;でもだからこそ、

僕は僕を信じてれば良いと 教えてくれたよ(有岡•八乙女)

次のありひかパートに救われました。周りの目、世間からの声、職業上アイドルなんて特に、先入観を持たれたり、勝手に評価されてしまったり、デマや誹謗中傷…悲しい言葉をぶつけられる事もあるかと思います。(あっちゃいけないんだけどね😭)でも、ファンだけは何があっても離れない。どんな道を選んでも、大好きな人の出した答えを信じて応援し続ける。
逆の立場でも言えます。私たちが迷った時、前に進めない時、JUMPはいつも言葉で、音楽で、「大丈夫」と隣で支えてくれる。
お互いがお互いを信じ合っている、JUMP⇔ファンの関係性がまた更にぎゅっと強くなるフレーズです。

君の味方だ どんなときも
真っ直ぐ見つめて 言ってくれたね
何だってできる きっと
君のその言葉が 胸の中で輝いてる(全員)

再び歌い出しと同じこのフレーズ。ですが、AメロBメロを経て改めて聴くと、心により真っ直ぐ届く気がします。

傷つかない方法は 期待しないことだけだなんて(山田)
誰かが言ってたけど(有岡)
そんなの どこが面白いの?(髙木•薮)

ここはあまりにもその通りすぎてドキッとした。彼らが、これまでたくさんの期待を背負って、それが重圧になったことだってあるだろうに…優しく真っ直ぐ歌うこの4人の強さに涙腺が緩んだ。

手加減なしでぶつからなくちゃ 楽しくなんかない(八乙女)
人生は楽しんだもん勝ちと 決まっているだろう(知念)

"人生は楽しんだもん勝ち"…このフレーズを知念くんが任されているの説得力ありすぎて大好き🤦‍♀️
ここの2人が笑顔で肯定しながら歌ってくれるから救われる。大人になるにつれて、自分を守るために期待を捨ててしまう場面もあるけど、たまには自分の思うままにぶつかってみようと、心が少し軽くなった。楽しいのが一番だよね。一度きりの人生、楽しまないと勿体無いなと改めて考えさせられたフレーズでした。

君は味方だ いつも此処に
隣で背中を 押してくれる
何だってできる きっと
君のこの想いが きらりと僕を輝かせる(全員)

この2番のサビが大好きでして…😢これまで、"君の味方だ"だったのが、"君は味方だ"と確信に変わっています。
ライブで聴いてこの歌詞の深さを実感したし、"君のこの想いが きらりと僕を輝かせる"が最高にアイドルなんだよな…😭JUMPにとって、ファンの存在が、"味方"だよという想いが、彼らが輝ける理由なんだなと嬉しくなった。いつだってアイドルは眩しいですが、ライブでステージに立って、ファンの歓声や笑顔、ペンライトや団扇に応える8人は、最高に輝いています。私たちの存在が力になっている、そう感じることができて、ライブで聴けて良かったなとしくしく泣いてました。

たったひとり 君が味方でいることが(山田)
今はこんなに嬉しくて(中島)

このフレーズずるい…裕翔くんが、会場でファンを思い浮かべながら愛おしそうに歌っているのが忘れられない。
逆の立場もそうです。周りからどんなに否定されても、私の大好きな8人だけは、いつも味方でいてくれる。それだけでいい、それだけで、どれほど助けられてきたか。

君の味方だ どんなときも(伊野尾)
真っ直ぐ見つめて 言ってくれたね(伊野尾•ハモリ薮)
何だってできる きっと
君のその言葉が 胸の中で輝いてる(全員)

落ちサビが伊野尾くんソロ…😭😭😭伊野尾くんの歌声、高音が大好きなので、初めて聴いた時からこのパートで毎回泣きそうになります。優しさと儚さの中に芯があって、そこに薮くんの歌声が重なってもうだめ😭
そしてライブではここで、メインステージの大樹の葉の部分がファンの色とりどりのペンライトの光で染まるという、モニターに客席を映して花を咲かせる演出があります。泣かせに来ています(号泣)
ファンが灯す光をバックに歌う8人。私たちの存在が、JUMPにとって支えになっていることを映像でも体感できて素敵すぎるエンディングでした。

•JUMPからファンへ、ファンからJUMPへ

この曲の一番の魅力は、JUMPとファンが、お互いを想い合うワードが歌詞にたくさん込められていている事だと感じました。
"君の味方だよ"とJUMPに言ってもらえる曲はこれまでにたくさんありました。でも、私たちファンから"JUMPの味方だよ"という気持ちが届いていることを実感できる曲はこの曲が初めてです。
ライブでも、JUMPはファンに向けて歌ってくれているし、客席で私たちファンはJUMPに向けて想い馳せながら聴いている。お互いに、"味方だよ"と言い合える歌って素敵ですよね…アイドルもファンも、お互いの存在がなくては生きていけない。お互いの存在があるから、前を向ける、歩いて行ける、頑張れる、輝ける。まさに、"何だってできる"です。

受験、部活、バイト、就活、実習、仕事…人生の辛かった瞬間を思い返すと、いつの瞬間にもその時聴いて救われていたJUMPの曲も一緒に思い出します。
辛かった時に、JUMPの存在がなかったら、どう乗り越えていたかわかりません。乗り越えられなかったかもしれない。それが、大好きな人たちのたった3〜4分の曲や、たった数秒のフレーズを聴くだけで、何だか元気になれる。
JUMPにとっても、「応援してます」「ありがとう」「大好き」…こんなファンの一言でも、元気になれる力があったらいいなと思います。

•胸の中で優しく灯るお守り

「頑張れ!勇気出して!」と強く背中を押してくれるタイプの応援歌は、ネガティブ激弱メンタルの私にとって少し重たく感じてしまうことがあります。
だから、JUMPの歌う応援ソングは、「頑張れ」ではなく「一緒に頑張ろう」と寄り添ってくれる曲が多くて大好きなんです。
そして「キミノミカタ」はそんな応援ソングともまた少し違って、野田さんの仰る通り、"お守り"みたいな曲です。心にそっとしまっておきたい、頑張らなきゃいけない時にきゅっと握りしめられる、辛い時に思い出して元気になれる、小さくて暖かいお守り。

伊野尾くんがアルバム内のお気に入りの楽曲紹介で「キミノミカタ」を挙げていて、その理由が「味方でいてもらえることの心強さを感じられた」「ファンの皆さんに今届けたい1曲」。
アルバムが発売された去年は、いろいろありましたね…そのいろいろあった中で、JUMP8人はいつだってファンの事を想ってくれていた。この曲を届けたいと選んでくれた8人も、この曲に力をもらったと感じている8人も大好き。

この曲に出会って一番感じた事、JUMPに一番伝えたい事は、"JUMPファンは皆、JUMP8人の味方だよ"。ファンが抱く、「ありがとう」も「大好き」も全部、"キミノミカタ"この6文字に詰まっています。

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