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#20代マーケピザ 「価値の”創造”と”証明”」ができるマーケターは強い

9月13日(金)にすがけんさん主催の#20代マーケピザがありました。

僕自身、Twitterではよくすがけんさんを見ていましたが、生で会うのは初めてだったので、緊張1割、楽しみ9割でした。
(緊張してないんかいっ!)

また、その場に集う、学生と20代マーケターの方との出会いも、楽しみにしていました。
今後同じ世代で協力しながらも、良きライバルとして切磋琢磨していく仲間がどんな人なのか、すごく楽しみでした!

今回は、#20代マーケピザで多く話されていたのは「価値の””創造”と”証明”」についてです。
マーケターとして、必読の話だと思うので、ぜひ皆さんのお役に立てれば、不幸中の幸いということで!!!
チャンネルがーどまんを見ている方は、クスってなったはずw)

1. 良いものがユーザーに使われるわけではない

多くの本でもいわれている言葉ですよね。
すがけんさんは、この言葉を、2つの解釈で捉えていました。
※違ってたらすみません!

1つ目は、「作り手側が考える良いものと、ユーザーが求めているものは違うケースがある」という解釈。

2つ目は、「ユーザーがなぜ良いものを使わないのか。それは単純に知らないから。ユーザーは知っている範囲のなかで、最適なものを選ぶ」という解釈。

この2つの解釈を織り交ぜると、すがけんさんが#20代マーケピザのなかで何回もいっていた「価値の”創造”と”証明”」に繋がってくるなと。

ユーザーは何に困っていて、それをどう解決するのかが「価値の”創造」。
ユーザーにその価値を伝えて使ってもらうのが「価値の”証明”」。

この話の具体例と話していたのが、あるお蕎麦屋さんの話でした。

2. 6,500円の蕎麦が狙う市場は、食べログではなかった

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すがけんさんは、ある時、友人から飲食店に人気が出るにはどうしたらいいかと相談を受けたそうです。

その飲食店の基本情報はこちら。
・蕎麦の専門店
・価格は6,500円
・席は5席ぐらい
・お店が2回転すれば、利益が出る

すがけんさんは、この相談を受け、このお蕎麦屋さんに足を運んだそうです。
すると、非常に美味しい。
つまり、「美味しいお蕎麦を食べたい!」というユーザーのニーズにしっかり満たしていたので、「価値の”創造”」はできていたんです。

問題は「価値の”証明”」
当時は、価値の証明のツールとして、食べログで戦っていたそうです。

しかし、食べログには幅広いユーザー層がいるとはいえ、安くて美味しいものを求めているユーザーが多いです。
そのため、このお蕎麦屋さんはユーザーの評価を伸ばしきれていない状況でした。

この状況の中で、すがけんさんは一体どう手を打ったのか。。

まず、どれぐらいのユーザーがいれば良いのかを算出しました。
5人で2回転、それが30日あるとして、一ヶ月で500人ぐらい来店してもらえれれば利益が出ます。

それだけの人数だったら、グルメ家に月一回来てもらえる仕組みをつくれば、お店は回るのではないかと考えました。
対象をグルメ家に絞り、食べログに載せるのではなく、グルメ家に来てもらい、記事を書いてもらい、それでグルメ家に拡散してもらいました。

その結果、月500人来るお店になり、常に満員のお店になったそうです。

この話は、戦う市場(今回であれば、グルメ家市場)をどこと見定めるかで、アプローチ方法も変わるし、最適な市場に投下するのとしないとで、結果が大きく異なることがわかります。

自社のプロダクトの「戦う軸」は何なのか?
それにフィットした市場はどこなのか?

この2つを間違えると、市場競争では負けてしまいます。

3. 重要なのは「最適な市場を選ぶこと」

お蕎麦屋さんの例もそうですが、市場の選択を見誤っている企業は多いかもしれません。

市場によって、評価の基準値は異なるので、同じプロダクトだとしても、市場Aでは低評価だけど、市場Bでは高評価というケースは全然あります。

ここで僕が疑問に思ったことは、「市場の選び方って、一番売れる市場が正しいと仮定するのであれば、母数が多いほうがいいのでは?」です。

ただ、それには価格という観点が抜けているなと気づきました。
同じプロダクトだとしても、選ぶ市場によって、提供する価値が異なります。

価値とは、相手の変化量のことです。
変化量が大きければ大きいほど、ユーザーはお金を支払います。

実際に、すがけんさんの実体験で、同じもの(コンサル)を提供しているのに、市場によって、数万円→数億円に価格を変えて、一番受注率が良かったのが一番価格が高い数億円だったそうです。

つまり、市場によってプロダクトの価値が異なり、価格も異なるということですね。
だから、市場選択は重要なんだと理解しました。

この日一番刺さったのが、この言葉。
「価値は相手の変化量なんだから、一番変化する人を探さないとだめ。だって、プロダクトは一緒なんだから」

誰に価値を届けるのかは、本当に大事なんだなと感じました。

価値の”証明”は、最適な市場に対して、どのように証明していくかなので、マーケターとしての腕の見せどころだなと感じました。

4. jinjerで考えてみる

今回の#20代マーケピザの話を聞いて、jinjerのマーケ担当として、いろいろ考えさせられました。

・jinjerの戦う軸は何なのか?
・jinjerの最適な市場ってどこなのか?
・jinjerの価値を”証明”するには、どう施策を打っていけばいいのか?

これを考えるには、競合の動きを知らないと、選択を誤る必要があるので、先日おこなったように決算書から読み解いていく必要があるなと。

ちょうど、今月の#20代マーケピザ 養成所オンラインの課題の目的が「決算書や日々の情報を元に戦略構築や施策のブラッシュアップなどアプトプットに活かせるようになる」なので、改めて必要性を感じました。

三連休で、しっかり課題に取り組みたいと思います!

6. マーケピザに参加してみて

「価値の"創造"と"証明"」について、事例と一緒に説明してくださったので、深いところまで知ることができました。

知ったことを実際にやってみて、それを経験に変えないと、僕は意味がないと思っているので、良い話を聞けたからこそやってみないといけないなと感じました。

ありがたいことに、jinjerのマーケ担当として、やりたいことをやらせてもらえる立場なのと、#20代マーケピザ 養成所オンラインに所属しているので、間接的ですがすがけんさんのフィードバックをもらえる立場です。

この立場を活かして、一年間で様々な経験をして、よりjinjerの成長に貢献していきます。

また、今回、同じ場にいた20代のマーケターの話を聞いていて、「あー、俺と同じように悩んでいる人はいっぱいいるんだな」と思いました。

このnoteが少しでも、同世代マーケターのためになればなと。。

もう9月も半分が終わったので、残り後半も熱狂していきます!

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