たったひとりのGACKTさんコピーバンド 〜声の裏返りの頻発
やれやれ…本番が近づいてきたというのに。
E4あたりから高くなるにつれて声が「背中でつっかえる」というような状態。そして声の裏返り。
ここから本番に向けて、そして本番では過去最高レベルのモノを観せたい、聴いてもらいたい。
そういう想いが空回りしていることの表れなのだろうか・・。
ふと、1年前のちょうど今頃もそうだった事を思い出す。
あの時は1ヶ月限定で、コンテストの予選出場を目的とした上京だった。
コンテストは初戦敗退だったけれど、そこで僕は音楽に限らず自分の人生そのものに対しての可能性を感じて、上京することを思い立った。
コンテスト本番が近づくにつれ、しょっちゅう声は裏返るようになっていき、裏返るのを心配して躊躇しながら声を出すから余計に裏返るという悪循環だった。
それでもいろんな人に会い、いろんな人の力を借りて本番をやり切ることが出来た。
コンテストは初戦敗退だったのだから、それが世間から評価されたわけではない。
でも月並みな言葉だけれど「力の限りやった」という記憶は、もうすぐ1年が経つ今も色褪せることはない。
今回の症状。
前回とはすこし違う感触はあるものの、これまで自分なりに、そしていろんな人たちと一緒に培ってきた知識や知恵とかで対処できる部分もある。
通勤電車の中、練習音源を繰り返し聴きながら裏返りの要因を探る。
今の練習音源を聴くのは正直あんまり気持ちのいいもんじゃない。
それでも、「原因・要因」に対してクールに向き合うんだ。
大丈夫。やれるさ。
なんならここを乗り越えたら、そのあとはもっと楽になるから。
たったひとりのGACKTさんコピーバンド。
9/6、どうか一緒に笑えますように。