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すごい歌詞は初速がすごい
J-WAVEのラジオインタビューで元SUPERCARの作詞家、いしわたり淳治がインタビューを受けてて、「すごい歌詞は初速がすごい」っていうような事を言っていた。
歌の最初のところで主人公の抱えている心情をものすごく凝縮して提示する事が出来ていると、、
確かに最初の部分でそれができていれば、聴いている方はグッと引き込まれて完全にその世界観に入り込んでしまう。
そこで紹介していた曲はユーミンのHello,my friend
歌詞は
『Hello,my friend 君に恋した夏があったね』
もうたったこれだけで今の状況、今は友だち…夏の切ない恋を完璧に表現してしまっていると
それを称して「初速がすごい」と
初速がすごい歌詞はすごいと
ほとけぶちあみの曲にトーキョーワンルームってあるんだよね。
歌詞が
『必要のないタイムライン なんとなく見続けて 誰かを羨み妬み その割に何にもせずに 天井見上げて 生きる意味とか考えてる』
これだって初速がすごいよね、ベッドに寝転がってスマホを見てる…みたいな単純な歌詞じゃなくて、もう完全に心象風景を含めた所まで提示されてて、まさにアクセル全開で歌の世界まで一気に加速してる。
非凡だと思うなオレは
正直すごいよって、このインタビューを聴いて気が付いてしまった。
歌の世界って深いんだな。。
実はこの曲はイントロがピアノのシンプルな和音の連打で平凡な日常が続いていくところをイントロ部分で表現してたりもする、、凄すぎるかもしれん。。
いろんなところに気が付いていくとヤバいな、ほとけぶちあみ
そうそう、歌詞の初速が大事って、、あ!
だからいしわたり淳治がいたバンド名がSUPERCARなのか、絶対そうだわ!
(チャットモンチーの最初のプロデューサーだな、いしわたり淳治)