【2本目】房島屋 兎心(ところ)BLACK干支シリーズ2023
きょうは、なにのんでんの?
今日は【房島屋 兎心BLACK 2023】
原料米(麹米)あけぼの
原料米(掛米)五百万石
精米歩合65%アルコール度数17度
【香り】 花冷え(10℃~)
上立ち香・薄いアルコール
含み香・乳酸発酵系
吟香・吟醸香
帰り香・梨系
鼻腔香・アルコール~乳酸発酵香
【五味】
甘味:米の本来もっているデンプン
構成成分⇒糖類、甘味アミノ酸、グリセロール・エチルグルコシド
酸味:酸味のバランスによって飲んだときの甘辛度が変わる。
構成成分⇒有機酸(コハク酸、乳酸、リンゴ酸など)
辛味:アルコール度が数が強いと、通常は辛口に感じる。構成成分⇒アルコール
苦味:舌に多少の刺激がある感覚。
構成成分⇒アミノ酸、チロソール、苦味ペプチド
渋味:酸とアルコールの兼ね合い
今回の【房島屋 兎心BLACK】
①酸味から始めて甘味
温度の上昇で酸が軽く甘みが強くなる
②そのまま辛味から苦味
温度の上昇で辛味が強く苦味が弱くなる
③飲み込むと舌の上に苦味から時間を置いて酸味
温度で上昇で残るのは酸味が強くなる。
【総評】
花冷えから始めると、酸の軽さとどしっとした房島屋っぽさを見せる。次第に温度が上がり、開いてくると、表情を変えて、澱の影響か上立ち香の乳酸発酵香が強く、味わいも酸味が強くなる。
いい酒だなー。