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Vol.156 ソンクラーンを前に
新年の始まりとなるソンクラーンを前にタイは休暇モードです。その影響もあったのか「バンコクの空気が最近綺麗になって漸くマスクを外せそう!」と前回喜んでいた矢先に、パタヤから戻ってきたら車内にいるのに鼻がムズムズします。何だか嫌な予感がしたので調べてみたらp.m2.5の値は再び150オーバー… 😱
更にヒートインデックス(体感温度)50度近い猛烈な暑さの二重苦が続く1週間でした。ラジオでも「ヒートストローク(熱中症)に注意!」と連呼しています。先週木曜は、現チャックリー王朝がスタートした日を記念する祝日で、関連式典が開かれる屋外の会場近くをたまたま通りかかったら、太陽が燦々と降り注ぐ炎天下にも関わらず軍人さん達は見るからに暑そうな正装。よく熱中症にならないものです…
街中では流石に暑いからか、在住日本人含めマスクを外す人も増えてきましたが…個人的に大気汚染はコロナ以上に怖いので3Mの本格的なマスクを再び装着して1週間過ごしました。ただ、週末にかけて何故か急にまた空気が綺麗に且つ気温も少し下がってくれたので「昨日まで一体何だったんだ」と思いつつ、とりあえず胸を撫で下ろして久々に朝から窓を開けると鳥の囀りが心地よく耳に響きます。
さてパタヤの街中はそれこそ店員さん以外誰もマスクをしておらず、コロナ禍以前の賑わいを取り戻していました。バンコクもそうですが、中華系の観光客がかなり増えましたね。多分10年ぶりくらいでしょうか、往路はバスで向かうことにしました。12時にエカマイを出発するバスに乗るため11時にレジデンスを出発してタクシーで向かったのですが既に満席で12時20分の便、それが遅れて実際の出発は13時。道中、燃料の給油!に立ち寄りパタヤノースのバスターミナルに着いたのは16時、そこから配車サービスを手配しセントラルデパート裏手のサマセットにチェックインしたのは16時半でした。ただ予約しなかった割にはラッキーなことに最前席だったので飽きませんでしたが。かなり年季の入った車両ながら所々部品は新しくしていて90キロのスピードリミッターつき。バス代は500円くらい(from “Door-To-Door” で1,200円くらい)と安く情緒もあって良いですが、如何せん時間がかかり疲れます😩 帰りは流石にリムジンを手配して2時間弱で着きました(6,000円くらい)。
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前回12月は工事中だった最上階の朝食会場も無事完成
バンコクに戻ってきてからはオンラインミーティングにも参加。参加者はこんな感じです。
A社
中国人マネージャー:中国語ネイティブ、英語は話さない
マレーシア人担当者:中国語、英語対応可
B社
香港に住む日本人(B)さん:中国語対応可、英語は話さない
ウチのチーム
シンガポール人の同僚:英語ネイティブ、中国語対応可
このメンバーだと必然的に中国語(マンダリン)オンリーとなり、私は中国語を話せないのでいつもはスキップしているのですが、先方マネージャーが本土出身のネイティブで話すスピードが早く、同僚も(B)さんも時々ついて行けない事があるそうで、今回の議題は少し大事だったので細かなニュアンスを確認する必要があり「入ってくれないか?」とリクエストされてジョインしました。
流れとしては2つあって
・(B)さんが何か伝えたい時に、私にまず日本語で話し、それを同僚と取引先担当者に私が英語で伝え、彼らからマネージャーに中国語で話してもらう
・マネージャーの意図を同僚(or担当者)が英語で私に伝え、それを私が日本語で(B)さんに伝える
このやや面倒なプロセスを経る事で、中国語をある程度理解できる(B)さんとしては、特にマネージャーの意図をダブルチェックできる利点があります。
A社のオペレーションはクアラルンプール(以下KL。マレーシアの首都)で先日の出張でも(B)さんと訪問した先の一つです。タイの隣国で私も好きな街だし、シンガポールの会社でも実働部隊はKLに置いている、みたいなケースは結構あるのですが、タイと商慣習や社会事情もまるで違うし、私なりの理解は未だあまり進んでいません。こないだKLを訪れた印象としては、街中ではバンコクより英語も通じやすい一方で、商談をしているとシンガポール程には英語コミュニケーションはスムーズにいかない場面もあります。他方で、(B)さんは中国語だけでも現地で然程苦労していませんでした。この辺りについて同僚曰く、シンガポールは英語ネイティブで第二言語にファミリーの母国語(同僚だと中国語)が来るのに対し、マレーシアの公用語はマレー語、第二言語にファミリーの母国語が来て(上記担当者だと中国語)、3つ目が英語の順なのだそうです。対してバンコクでは、オフィスワークだと仕事で使う場面の多い英語が公用語(タイ語)に続くプライオリティだったり、インンター校や留学組のハイソサイエティに至っては、タイ語より英語の方がストレスがないケースも度々目撃するので、この辺りは両国で事情が異なるのかも知れません。
ソンクラーンは例年通りタイの友人らと飲みに行く予定なので、この話を歓談のネタにしてみます。
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