のまり

思考の整理/創作/なにかしらの評論ごっこ/哲学ごっこ/理系大学院生/博士後期課程

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最近の記事

研究をするからにはノーベル賞を取りたい

名声とか名誉だとかは、研究の本質からすればどうでも良いことなのだろうけど、研究をするからにはやっぱりノーベル賞を取りたい。 坪田一男「理系のための人生設計ガイド」によると、選考委員会がノーベル賞の取り方について以下のように述べていたという。 思い返してみれば、平成から令和に変わるときやコロナが大流行し始めたときこれらの事を全く知らずに過ごしてたし、服のセンスとかは皆無なのでファッションのかけらもない人間であるが、新しいものを見つけて普及させたら自然とファッションになるだろ

    • 岡本太郎「自分の中に毒を持て」を読んで

      本の中に岡本太郎さんの作品が散りばめられているものだから、ぼくはこう思ってしまった。 これ、おれでも描けるんじゃね そして、このように岡本太郎さんが言うものだから、興味の赴くままに、それっぽくボールペンで描いてみました。 最後に岡本太郎っぽくなっているかどうかは知りませんが、これを描いてるときが一番楽しかったです。 岡本太郎ファンの方にどう思われるかは知りませんが、当の本人は本の中で「周りのことなんか気にせずとにかくやってみろ」的なことを言っているので、気にしない方向で

      • そういえば昔こんなものを作っていました③

        LINEスタンプ 理系サイエンスタンプ理系ネタのなにかしらのスタンプが欲しくて作りました。 定番のティッシュ箱です。理系の研究室によく置かれてます。 理系御用達の脅し文句(使ったことはない)。 ダイヤモンドがお好きな方には申し訳ありません。 理系の人々には、きれいに共有結合した炭素にしか見えません。 ツンデレちゃんな電磁誘導。 自然発火するきりん(黄リン) コナン君涙目の数学の問題。 最後に5年前くらい昔に作ってたLINEスタンプ成仏企画、自己満足編、第三弾です

        • 疲れたとき

          疲れた。 疲れたとき、思考もよろしくない方向に勝手にどんどん進んでいって、「全然うまくいかないや」とか「あぁ何やってるんだろう」とか考えてしまう。 そう思ってしまう自分を慰めるために、ここでひとつ筆をとり(キーボードをたたき)、自分の信念としている言葉を贈りたいと思う。 するべきことをしていれば、いるべき場所にいる。 ときに自分を蔑みネガティブ思考に陥り、ときに他人と比較し他人の成功を羨み、自分は何をやっているのだろうと考えてしまうことがある。 しかしその一方で、こ

        研究をするからにはノーベル賞を取りたい

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          楽にダイエットする方法

          ダイエットに興味があって本記事をご覧になられたかと思いますが、楽にダイエットする方法はないので、少しずつでいいので運動してしっかり水分を取って、ご飯は食べて下さい。 薄々お気づきかもしれませんが「楽にダイエットする方法」なんてものは存在しません。「楽にダイエットする方法」は商品化されたものです。 これと同様に「楽にお金を稼ぐ方法」なども存在しません。商品として存在しています。 楽にダイエットは無理ですが、楽しくダイエットする方法ならいくらでもあるはずです。 自分なりの楽

          楽にダイエットする方法

          「国語よ、この国から出て行け」高校生の痛烈な叫び

          「国語よ、この国から出て行け」とある高校の文化祭。とある生徒が着るクラスTシャツの背中に書かれた文字。 この高校生の痛烈な叫びから、我々は一体何を聞き取ることができるのだろうか。 りおな/高校国語さん、大変興味深く読ませて頂きました。勝手に記事を引用しましたが、不都合等ございましたらご連絡ください。                * 教育科目の一つである国語。評論文や小説、あるいは古文漢文を読み、筆者の考えを述べよだとかの問題に答える科目。文部科学省によると、その目標の

          「国語よ、この国から出て行け」高校生の痛烈な叫び

          ことばに疑いをかける

          自分でミニ物語「絶対に嘘をつく男」を書いて、矛盾の構造が少し面白いなと感じたので、自画自賛的で気持ち悪いですがそれをここに書いてみようと思います。 ミニ物語「絶対に嘘をつく男」(前の投稿) 以上の物語が矛盾を含んでいることは簡単に気づけるが、矛盾を階層的に含んでいることには気づけるだろうか。 「次はどこを疑えばいいのだろう。」 という感じで締めくくって、これ以上の思考の散策は読み手に任せようというところで放り投げた。前提条件を疑ってもダメなら前提条件を解釈する仕方が間違

          ことばに疑いをかける

          本と目が合う

          特に目的もなしに本屋に行きぶらぶら並べられた本たちを見ていると、時折り、1冊の本が目に留まことがある。 手に取って全体をぱらぱらとめくって目次をさらっと確認して裏面の要約みたいなやつを読んでみる。 そのような、大量にある本から、一冊に目が留まる瞬間。 そんな瞬間を、思想家で武道家である内田樹先生は 「本と目が合う」 と表現されていた。 実に的確な表現であると思った。だって本当に、本と目が合う。 そのようにして、我々は今読まなければならない本を、ときに思考や価値観や固

          本と目が合う

          カレーにわさび入れてみた

          今日も今日とて、何かネタはないかなぁと、カレーを食べてたら、あったんですよ。 目の前にわさびが。 よくスーパーとかでお寿司とかに醤油と一緒についてくるあのおろし生わさびが目の前にあったんです。 なにかネタはないかなぁと思ってる目の前にカレーとわさびですよ。 これはもう天のお告げでしょう。 はい。その通りです。皆さんの思っている通りです。 試してみました。わさびカレー。 なんともいえない味でした。。。 めちゃくちゃ合わないわけでもない。 カレーちゃんはカレーちゃんで

          カレーにわさび入れてみた

          【ネタ】たった3行でスーパー文章を書くためのスーパーノウハウ

          本稿では、日々投稿に苦しみできればサボりたいと思っている皆さんのために、たった1分3行でできてなおかつ反響が大きく「タメになります!」のようなコメントを沢山頂くスーパー文章を書くための、スーパーノウハウを伝

          【ネタ】たった3行でスーパー文章を書くためのスーパーノウハウ

          【毎日投稿】noteの書くネタがない

          毎日投稿を続けているといつか必ず到来するであろうこの問題。 ネタがない!!!! ネタがないなら書かなくてもいいのではないかと思う。切実に思う。しかし、毎日投稿をしようと心の中で固く決めてしまった。せめて最低でも一か月は続けようと決めてしまったのである。 ネタなんて多分探せばいくらでもあって、例えば今まさにぼくはグミの忍者めしを食べていたところで、では忍者めしについてレポートしようと思えばいくらでも書けるのだろう。パッケージには「現代忍者たちの小腹満たし」とうフレーズが書

          【毎日投稿】noteの書くネタがない

          そういえば昔こんなものを作っていました②

          LINEスタンプ 「ちんあなごろうとその仲間達」どこかの水族館(多分沖縄の美ら海水族館)に行ったときに、呑気にゆらゆらしているちんあなごを眺めながら、よしこれをスタンプにしようと唐突に思って作ったときの作品です。 真面目じゃなさそうに「まじめなんで」と言うちんあなごろうが主役。 ゆらゆら。水族館のちんあなごもこんな感じで気持ちよさそうでした。 落ち込んじゃったちんあなごろう。クマノミとイカ、ヒトデに慰められる。 ヒトデ。これ言いたいだけ。 照れてるクマノミかわいい。

          そういえば昔こんなものを作っていました②

          【思い出】小学生のときに外国人にありがとうを言いたかった話

          小学生だったぼくは自転車にまたがったまま、友達の小山(仮)と駅近くの地下通路の入口で何やら険しい顔をしてたたずんでいた。 駅の向こう側に行きたいのだが踏切が一向に鳴ることを止めず、諦めて地下通路を通ろうとしてその入口に向かった矢先のことである。 地下通路を通るためには下に降りなければならず、そこには当然階段がある。 立ちはだかる壁。階段。 小学生にとってそれはそれは長い階段であったので、ここを自転車で降りようという発想には至らず、ぼくは眉間にしわを寄せながら小山のほうを振

          【思い出】小学生のときに外国人にありがとうを言いたかった話

          「いたい」ので見ないでください

          メモ帳をなんとなく眺めていたら、遠い昔に作ったポエムが出てきました。 色んな意味で感性豊かで面白いので、埋もれて消えていく前にここで成仏させてみようと思います。 ポエる前の、言い訳のための長いまえおきポエるにあたって注意しなければならないポイントがあります。 それは、「いたい」と思われる可能性です。 本まえおきではそれについて考察し実体を少しでも咀嚼することで、これからポエる私自身の「いたさ」を少しでも軽減させようというのが目的です。 「いたい」の心理 「いたい」と

          「いたい」ので見ないでください

          そういえば昔こんなものを作ってました

          LINEスタンプ「うぐいすまる」漫画の感じを出したくて白黒で書いてます。自由帳に書いてそれを写真で撮って背景を切り取りとかして作ってました。 鳥居に乗って、「とりあえず」と言っている呑気なうぐいすが主役。 朝起きれないので、友達か親に起こしてもらうために作ったスタンプ。 グレたうぐいすまる。グラサンとネギを装備。 グレたうぐいすまるがネギを振っています。打っているものは野球ボールではなく爆弾。 ネギと一緒に大爆発。ねぎまが完成して、驚きの一声。 それでも切り替えて

          そういえば昔こんなものを作ってました

          人は二度生まれる。一度は存在するために、二度目は生きるために

          「人は二度生まれる。一度は存在するために、二度目は生きるために」 とはルソーのありがたいお言葉である。二度目は自我が芽生えて社会の一員としての自覚を持ちはじることを指し、第二の誕生といわれる。 第二の誕生はだいたい二十歳前後と言われ、価値観が定まってきて自分の頭で物事を考え始める。その頃はちょうど学校教育から社会に出る段階で、知らないことだらけで無知な自分にある意味感動し、自己成長欲求に駆られていろんなインターンとかボランティアとかセミナーとかに参加したり、自己啓発本などを

          人は二度生まれる。一度は存在するために、二度目は生きるために