続編を望むゲーム3選「天誅/マーセナリーズ/キングダムズオブアマラー」
前回、気分転換で書いてみた「続編を望むゲーム3選」ですが、書いていて意外と楽しかったので引き続き語っていこうと思います。
天誅5
マーセナリーズ3
キングダムズ オブ アマラー2
パッと思い浮かべたところ、筆者は侍・忍者が題材のゲームが大好物なので「天誅」の他に「剣豪」や「忍道」「ゴーストオブツシマ」等も思い浮かびました。
ですが方向性が偏りすぎるのもどうかと思い、流石に自重した結果、今回の3選となりました。
天誅5
シリーズ最新作「天誅4」は2008年10月23日にWii専用タイトルとして、開発アクワイア・販売フロム・ソフトウェアから発売され、その1年後の2009年にはPSP版もリリースされた。
本シリーズの特徴をあげると"鍵縄"を駆使し、箱庭フィールドの"高低差"を活かしたステルス要素が強い点です。
忍者が主人公なのでメイン武器の刀と忍具を使い分け、暗殺・討伐任務や目的地到達任務などをこなしていく事になります。
作品の魅力として
"殺伐とした戦国時代を生きる、忍達の生き様・争いを描くストーリー"
"時代劇で見るような日本家屋の町並みを駆け巡る新鮮さ"
"ステルスキル時の「忍殺」演出の気持ち良さ"
"豊富な忍具・地形を活かしたステルス戦略の組み立て"
といったところである。
地形を使った"井戸での落下キル・川での溺死"を狙って決めた際の気持ち良さは異常。
シリーズ経験者なら分かって貰えるはず!!
今後続編はありえるのか?
今年に入り一つの希望が見えたかもしれないという事をお伝えしておきたい。
「天誅」の版権は現在、「フロム・ソフトウェア」が所有しているのですが、過去に開発を手掛けた「アクワイア」が先日角川子会社となった事で"フロム×アクワイア"で、もしかしたら今後新作があるかもしれないという希望である。
マーセナリーズ3
シリーズ最新作マーセナリーズ2は2008年11月20日にPC/PS2/PS3/XB360向けにリリースされました。
本作は一人の傭兵として危険な紛争地域で各勢力からの仕事を請け負いながら、現地の独裁勢力や介入勢力達と対峙する事になります。
危険な紛争地域と書きましたが、 初代が「北朝鮮」・2が「ベネズエラ」が舞台となっており、ファンタジー世界に引けをとらない魅力溢れる舞台チョイスとなっています。
本シリーズは特徴が3つあり、1点目としては "航空支援を要請"できる点です。
例えば、巨大爆撃の「バンカーバスター」や絨毯爆撃の「カーペットボム」のような数種類ある空爆を要請できたり、武器や車両の要請をする事も可能です。
2点目として、今ほどマシンパワーのない時代にシリーズを通して建物破壊表現が実装されている点です。
支援爆撃で崩れゆく建物倒壊表現はとても美しく爽快感を感じる気持ち良さ。
3点目としては各勢力にはそれぞれ好感度システムがあり、敵対勢力の任務を請け負いすぎると任務を受けられなくなったり、敵対視され攻撃を受けるようになる点です。
作品の魅力として
"現実的で魅力的溢れる舞台設定"
"爆撃から装備調達までできる便利な航空支援"
"支援爆撃を落とす爽快感"
"建物の破壊表現「倒壊の美しさ・快感」"
"肩入れ勢力選択が可能な自由度"
といったところです。
今後続編はありえるのか?
シリーズの開発を担当した「パンデミックスタジオ」は2009年に消滅しているので、残念ながら続編の希望はほぼないといって等しいでしょう。
希望があるとすればEAは近年、同じくスタジオの消滅している「デッドスペース」のリメイクをリリースしているので、そこに賭けるしかないかと思われます・・・
キングダムズ オブ アマラー2
本作はMLBで活躍した大投手カート・シリング氏率いるスタジオが開発を手掛けたという事で、発売前から別の意味でも話題になっていた作品でした。
発売後には、シリング氏の破産やスタジオ閉鎖といったショッキングなニュースが話題になっていたので、覚えている方も多いのではないでしょうか。
話が脱線してしまいましたが、ここから本作の解説をしていきます。
(本記事で掲載しているSSはリマスター版のを使用しております)
本作は"アマラー"を舞台に多種族による戦乱、そして運命を握る主人公の活躍が描かれている正統派ファンタジー作品である。
"エルフ"のようにファンタジー作品ではお馴染みのワードが登場する一方で、設定面での造語が大量に出てくるため、人によっては拒否感の出る作品かもしれない。
アクションの方向性としては、「Fable」や「ダークサイダーズ」に近い印象であり、比較的簡単操作で気持ちの良い戦闘が可能です。
ただ真正面から挑むだけではなく、ステルスプレイも可能であり、アクションの懐が深いのも本作の特徴です。
作品の魅力として
"独自性の強いファンタジー世界観(人によってはマイナスにも)"
"とてつもない作品ボリューム(サブクエスト数200以上・ダンジョン数100以上!)"
"戦士・魔法使い・ローグから選べ、幅広いビルドが存在する育成システム"
"取っつきやすく軽快で気持ちの良い戦闘"
といったところである。
個人的な感想としては、人を選ぶがハマればどっぷり浸かって楽しめる沼のような良作といった印象です。
国民的RPGのFF13が過去に造語の多さで批判されていたが、今作はそれ以上の多さなので購入を検討されている方はご注意願いたい。
今後続編はありえるのか?
ちなみに現在はTHQ Nordicが本作のIPを所有しており、2020年にはリマスター版が配信された。
この事から続編リリースに一筋の希望が見えたと言っても良いでしょう。
THQ Nordic様!頼みます!!
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます!
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