思うことを書いていこうと思い始めました
本職は保育士です。
いろんな技術や手法を使って、障害のある子どもたちとコミュニケーションが出来たらいいなと日々遊んでいます。
自分で思ったことを自分用に残しておこうと思ってブログを立ち上げてみました。
しかし、本来子どもという人は全く自由な存在だとつくづく思うことがあります。
そこに相手への配慮や忖度など、ない。
お腹が減れば、不満を訴える。何かが不快なら不満を爆発させる。
相手の失敗も面白ければ笑う。別になんてことがなくても楽しければ笑う。
眠ければ寝るし、うまく寝られなければこれまた不満を爆発させる。(これが厄介)
一方大人は、子どもに「何か」を求める。
笑って欲しい、立って欲しい、歩いて欲しい、ママって言って欲しい
食べて欲しい、早く〜して欲しいなど キリがない生き物。
自分もいつの間にかこの「〜して欲しい」人になってしまったんだなあ。
子どもだけではなく、周りの大人へもその「〜して欲しい」症候群を押し付ける。
これに気づいた時に、なんと自分が情けなくなってしまった。
仕事では相手に期待しちゃうんですけどね。言い訳か。
恐ろしい事に、それが障害を持つ子どもへだと、さらに強く要求している。気がする。
そしてそれは障害の程度が重く、答えが得られないと、大人は自分の思う通りに誘導する。
コミュニケーションできた事にする。YesもNoも、周りの都合。
「〜くんは、これが好きなのよね〜」(は、大抵周囲の人の好きなこと、好きって言って〜!)
(でも、ほんとうは?好きも嫌いも、うまく伝えられないだけかも知れないのに)
そこに子どもの意思や意見など、必要としない。
その方がこちらのペースで物事が進んで都合が良いから。
だから動けぬ、物言わぬ子どもの方が可愛い、扱いやすいと考えている人。
そんな人が私の周りに多いのは・・・
思い込みでも無ければ、やってられない虚しさがあるのも事実だけど・・・
なんだかなあ。が、明日は一つでも減りますように。