日本人ローカル起業家がエジプトで1ヶ月揉まれてみて…。
エジプトに来てから一ヶ月が経ち、日本の文化発信イベントも、歌手としての活動も上手く進んでいます。誕生日も念願のエジプトで過ごしました。エジプト人は笑顔が素敵で、エネルギーが高く、毎日元気をもらっています。
エジプトという土地に身を置くことで、人間として少しづつ成長を感じます。特徴としては、働き方が自由で寛容、自然に関しては砂漠や星空、海が大きくて、エネルギーをいっぱいもらい、人々の他者を思いやる素敵な心から学ぶことが多いです。
エジプトに来て、最初に力を入れて行ったのは高知県須崎市のブース出展。
実は、このイベントに歌手として貢献することで、イベントの出展料を無料にしました。エジプトの現地のバンドとコラボしての演奏でした。
ノマドインフルエンサーのしゅんぺいくんがわざわざ日本から撮影に来てくれました。私の高知県での事業も応援に足を運んでくれた大切な友人です。
どのような出展をしたのか、過程を知りたい方は以下のリンクを参照してください。
実際、大盛況でした。 こんなに観客のみんなが笑顔で、一緒に踊ってくれて、SNSでもたくさん発信してくれて、優しい言葉もたくさんかけてくれて、心から感動しました。
演奏終了後は、30分ほどずっと人が並びっぱなしで次から次へと一緒に写真を撮ってほしいと引っ切り無しにお願いされて、とっても嬉しかったです。
そして、エジプトの皆さんはとっても優しくて、温かい言葉をたくさんかけてくれました。一番嬉しかったのは、歌手として今後もエジプトで活動を続けてほしいという声がたくさんあったこと。
エジプト人のファンの方がたくさんSNSで投稿してくれました。
↑エジプト人のバンドメンバーと練習をしている動画になります。
驚きの連続でした。
またその後、エジプトでの活動をインスタグラムで発信し続けていく中で、日本人起業家としては、有り難いことに以下のオファーが来るようになりました。
ホステルやツアーなどの現地企業のビジネスを、英語で観光客向けにSNS用の動画を作成し宣伝
エジプトにあるたい焼きチェーン店の宣伝のオファー
カメラマンの被写体としてのモデル活動
高知県須崎市の発信イベントもカイロで開催決定
他にもオファーをもらえるように現地企業に営業をかけてMTGをしたりしつつ、可能性を模索中です。
ホストファミリーもツアー業の起業家であり、私とマーケティング周りで何か事業ができないかと誘ってくれています。
本当にありがたいです。
また、エジプト人と関わる上で、
日本とのMTGの違いでびっくりしたこと
ミーティングは飲み会じゃなくて、シーシャ(水タバコ)
時間に忠実な人もいるけど、30分から3時間遅れる人がいるのが普通。
友達とカフェでお茶や仕事の話をする時間は、夜中の3時まで続く。
気をつけたいこと
友達と遊びに行くのも仕事のミーティングであろうとも、最短3時間とかなり長い時間がかかるので、誰とどこで時間を過ごすのか、優先順位をつけて取捨選択をする必要がある。お誘いを断るのも、いちいち申し訳無いとは思っていられない。なぜなら、1日に5件のお誘いが来るのがほぼ毎日だから。
途中で帰るって言ったら、「え、なんで、一緒に楽しみたくないの?」みたいな会話になってしまうので、上手く折り合いをつけてスケジュールを立てて時間を管理する必要があります。
エジプトでは、同世代のかっこよすぎるたくさんの起業家に会って、たくさん刺激を受ける毎日です。
例えば、
起業家であり、アーティストであり、医者
起業家であり、薬剤師
都心と地方で不動産事業をする起業家
ノマドでありながらスキューバダイビング事業をするインストラクター
エジプトだけでなく、世界中にクライアントを持つデジタルマーケター
水中でも陸上でも旅をしながら撮影するビデオグラファー
同世代の仲間みんなが、自分の気持ちに、素直にやりたいことをなんでもこなしていました。
20カ国以上の首都を訪問しましたが、エジプトが一番個性的で多種多様な面白い起業家の出会いがたくさんありました。ここ数年過ごすことで、ビジネスのスキルを磨きたいという思いも芽生えています。
エジプトの言語も音楽もダンスも、日本とはまるっきり違うのですが、音がかなり陽気で元気になるものばかりで、もっと学びたいと強く感じています。歌手のオファーは片っ端から承諾して色々な音楽家との出会いを増やして、エジプトの音楽もたくさん学んでいきたいと思っています。
改めて感じたこと
日本人として一つのことに集中することが美徳と学んできたけれども、もっと柔軟にやりたいこと全てに挑戦してもいいのではないかと考え方を見直したいと思いました。
また、拠点を高知県須崎市だけでなく、エジプトの島にも持つことも挑戦してみたいです。
いつかラクダともお友達になりたいです。
渡航費のスポンサー支援をしていただいているさわかみ投信さんへこちらの記事を寄稿しています。
心から感謝し申し上げます。