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2024/9/12 ノマドシェフの休日はこんな感じ。


いつも読んでいただきありがとうございます。
コメントもいただけて嬉しいです。

日々起こることを日記に残しながら、頭の中を整理させてもらってます。

ノマドシェフは1日どんなことをしているのか?
どんな人に会ったのか?などをただただペラペラと語ります。


ノマドシェフの休日はこんな感じ。


今朝は日課のコーヒーを入れそびれ、
運動も「今日はいいかな。」とだいぶ甘めです。


何となく、今日は映画デーな気持ちで、
何度かみたことがあるけど、
『キングスマン』をみることにしました。

この映画の何が好きかというと、
紳士な仕立て屋がスパイであり、華麗に任務を遂行していくのが爽快なんですが、
主人公は20歳くらいのストリート系のファッションの子が、キングスマンになるために訓練を受けスーツの似合う人になって行きます。

その師匠に当たる人の言葉がすごく好きなんですが、「なんかそうだよなぁ。」って思う内容。

『礼節が人を作る」

礼節とは礼儀に対し、節度が加えられていること。
僕の解釈では紳士たる行いがその人を作るということではないかと思っています。
すごくいい言葉ですよね。

紳士になりたいと思いながらもまだまだ程遠いことはわかっているので、そのためにも定期的に『キングスマン』をみるようにしています。
(かっこいい大人になりたい)

明日パン売ります。

そして、映画を見るとあっという間にお昼。
お昼からは明日の和商市場でのパン販売のためにパン生地を大量に練りに行きました。
(仕事してんのかいー笑)

明日初めて、和商市場でパンの手売りをするので楽しみの反面、緊張もしています。
中央の椅子や机のある場所で10時半からの販売です。
釧路にお住まいの皆さんはお待ちしております!
https://maps.app.goo.gl/FoD7pFjEQ1jxTE7E8?g_st=com.google.maps.preview.copy


「ハレとケ」と「ケじめ」

パン生地を仕込んでいる時に最近ハマっているポッドキャストの
『土井善晴とクリス智子が料理を哲学する』を聞いていて、「これは日本人特有の感覚だよね」と言っていたことがあまりにも面白かったので、語らせてもらいます。

日本の考えで、ハレとケという考え方があると思いますが
「ハレ=特別の日」であり、「聖なる時間」とも言われます。
つまり、ハレはの日は神様に近づく日。
対して「ケ=日常」であり、「庶民の時間」ということになります。

日本人は神様は特別な空間にいて、遠い存在なので、清めてから参拝したり、しっかりと儀式的なことをおこなう。
これを「ケじめ」というわけです。

ここで語られていたのは「箸と椀」と「ケじめ」の関係。
日本人は日常生活の中にも「ケじめ」をつけていて、
例えば、手前に横向きに箸を置き、結界を作っていたり、椀には神様が入っているので、必ず持ち上げていただく。神様とは神の恵みであり、食材です。
いただきますってことなんです。

この考え方がなんか日本人の美学にもなっていてすごく面白い考えだと思いました。


さらに面白いのが、日本人は無意識にそれがわかっていて意味なんか知らなくても、ちゃんとやっている。
このことが土井さん的には日本人だからこそできること、八百万の神の国に住んでいるから、僕らは無意識にできている。

もっと詳しい話をしているのでぜひ、気になる方は聞いてみてください!


マクワウリが楽しみ

午後からは阿寒町のシタカラ農園さんにお邪魔しました。
ここは自然栽培をしていて、考え方がとても哲学的な勝水喜一さんが野菜を育てています。
ちなみに木工家具職人でもあります。


そこに行き、マクワウリを買わせていただきました。

マクワウリとは昔はよく栽培されていた、
メロンの一変種です。
メロンほど甘味は強くないですが、素朴で美味しいらしい。
僕も今回初めて買わせてもらいました。
今からどんな味なのか楽しみ。
スムーズなどにしても美味しいそう。

そして、何より見た目が可愛いです。
なんか野菜って見ていると元気をもらえますね。

いつも勝水さんとは長話をしてしまうんですが、今回は来年のアインコーン(世界最古の小麦)を蒔かなくてはいけない日だったらしく、忙しなくしていたので、あきらめました。
本当は養蜂家から聞いた、蜂と野菜の関係について勝水さんにもお話をお聞きしたかったのですが、それは次回の楽しみにとっておきます。


今度は勝水喜一さんの記事も書こうと思っていますので、楽しみにしていてください!


ちなみに自然栽培ですが、
無農薬、無肥料(緑肥もダメ)で作り、人工空間(人間が手をかける)で野菜を育てる方法であり、自然農法とはここに大きな違いがあります。

そして、冬は木工家具職人として本当に素晴らしい作品を作っています。(世界中にコレクターがいるらしい)
ちなみにブラームス(音楽家)をテーマにした椅子があったりします。


生産者は本当に面白い。
そんな休みを過ごしていた今日一日でした。

今日も読んでいただきありがとうございます!
また明日、お会いしましょう。

感想や質問があればコメントお待ちしております。

#ハレとケ
#明日和商でパン売ります
#ノマドシェフの休日
#マクワウリ
#日記


ビーツ(キオッジャ)
マクワウリ(銀マクワ)


ブラームス(蟻組の椅子)
職人の仕事はかっこいい。



告知です。
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アナウンス①📣
1奥田シェフとの一夜限りのコラボディナー(10月24日開催)
場所 横浜市桜木町コレットマーレ7階
奥田シェフはアルケッチャーノ創設者で地産地消を先駆けのシェフです!(偉大なシェフとのコラボ楽しみです!)

アナウンス②📣
シェフレピさんさんとのコラボ第2弾in東京(10月25.26日開催)
イベント内容が変わります!
詳しくは分かり次第連絡します!

アナウンス③📣
【美しい村料理部】木曽町での1日レストラン開催。
(12月15日開催)
木曽町の面白い生産者や食材などを落とし込んだ。
総合芸術のディナー会を行います!


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丘の上のオーベルジュ ハートンツリー


ハートンツリーの暮らしやstay
@heartntree_homestay

ハートンツリーのレストラン情報や料理
@heartntree_restaurant


ノマドシェフ服部大地
@hattori.daichi
ノマドシェフとは世界中をフィールドとして、
食材や生産者に向き合い、インスピレーションのままに料理する料理人。(だと思います笑)



〒085-1200
北海道阿寒郡鶴居村字雪裡496-4

電話 0154-64-2542

  営業時間 
 ランチ   11:00~14:00(ラストオーダー)
 ディナー  17:00~(要予約)   
       木曜定休

  HP
 http://heartntree.jimdo.com 

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