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2024/9/23 無事に完売🍔ここから見えてきた今後のお祭り商品設計。
いつも読んでいただきありがとうございます。
コメントもいただけて嬉しいです。
日々起こることを日記に残しながら、頭の中を整理させてもらってます。
ノマドシェフは1日どんなことをしているのか?
どんな人に会ったのか?などをただただペラペラと書かせてもらってます。
ふるさと祭りのこだわり
まずは今日のふるさと祭りにみなさんお越しいただきありがとうございました!!
本当に事前注文やお声かけいただき嬉しかったです!!
今後もよろしくお願いします🙏
今日はついに大学生たちと鶴居村ふるさと祭りに出店しました!
今回のテーマは「ストーリーのある食事」
サブテーマは「ファストフードをスローフードで」
という内容。
僕らの背景として、ハートンツリーは昔から食事というものの提案を行うって来ました。
体に良いものやこだわりの食材ら地球に優しいなど、人々の想いや土地への愛着などを少しでも理解、共有してもらえると嬉しい。
そう思って料理しています。
今回の大学生たちはcoilのインターン生で、サスティナビリティと観光をテーマに地域のあり方を研究しています。
双方の目的やベクトルがあっていたこともあり、すんなりと方向性は決まりました。
今回は「サスティナビリティなお祭りはどのようにできるのか?」
について、研究していました。
結果として、
使い捨てのお皿を廃止して、返却してもらう木のお皿を作成しました。
これにより、今回は全てのお皿を捨てることなく回収することができました。
みなさんご協力ありがとうございます!
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料理も、ハンバーガー🍔をメインにフライドポテト🍟などを提供。
これらはファストフードと呼ばれ、現代に親しみのある食べ物ですが、「安い、うまい、速い」の三拍子で構成されているため、サスティナビリティとはかけ離れた存在です。
それを、
こだわりった食材や生産者で構成し、値段もハンバーガーセット2,000円という、とても強気な値段設定。
提供する時も、
その場でパテを焼いたり、ポテトを揚げたりと時間がかかる。
全てにおいて逆行する形で挑戦してみました。
食材はパテに使ったお肉。
「宮地牧場」
グラスフェッド(草のみで育った牛)で
乳用牛(牛乳を絞るための牛)で
廃用牛(捨てられる牛)を
使っています。
なぜ、このお肉なのかは
まず、赤みが美味しいこと、リブロースやサーロインでも全くサシが入っていないのが特徴。
草のみなので、健康的で脂身が適切なため。
乳用で絞られていた牛は最後に絞れなくなる(乳の出が悪くなると)廃用牛(捨てられる牛)になってしまいます。
それを最後に命を頂こうと、宮地さんがお肉にしてくれています。
それこそサスティナビリティな形だと思ったからです。
バーガーのパテに選んだ時は、パテに野菜や脂などを補った方が良いと思っていましたが、いざ作ってみるとい「塩だけが1番美味しい。」
これはお肉の中にすこしミルクの味が残っていること、赤みとしての力強さがあること。
などが理由として挙げられます。
そのお肉と合わせるのは
「山根農園」馬糞で育てられたトマト🍅
これは甘みがほんのりしていて、果汁や外の皮がしっかりとしている。
それを厚切りで挟むことで肉と食べた時に、トマトの果汁と肉が相まって、ジューシーで肉の本来の旨味も楽しめるバーガーになっています。
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バンズには
ホエイを使用。ホエイはチーズを作るとに出る水分で普通は産業廃棄物として捨てられています。
しかし、そこには栄養が豊富にあり、パンするとほんのり甘く、ふっくらしたパンに仕上がります。
フライドポテト
「シタカラ農園」自然栽培(無農薬、無肥料)で作られたジャガイモたちは「土地の味がする。」
本来の甘みや味を堪能できるように、皮丸ごと潰してフライドポテトにしたり、単品ではそのままの形でフライドポテトにしました。
勝水さんは環境に配慮した農業をやりたくてたどり着いた形。
しかし、自然にただ任せるのではなく、あくまで人口空間の中で生産量を保ちながら、社会との関わり合いを持つことが本来の環境に配慮した循環した社会なのであるとの考え。
ホエイクッキー
ホエイを使い。学生たちが手作りしたクッキー。
もちろんレシピや作り方はハートンツリーがレクチャーしたもの。
詰める容器もリサイクルした容器で大きさがそれぞれに違う。
容器にすら物語がある商品。
とにかく、今回の内容には一切の妥協もなく。
大学生たちも真剣に取り組んでくれました。
そのおかげで、
バーガーとポテトは完売。
クッキーもあと3個ほどと健闘して、
やり切ることができました。
これができたのも、人手が増えたことやストーリーを読み取ってくれたことに他なりません。
手作り感がお祭りの次なる可能性
ここからは
どのようにして、このイベントがうまくいったのか?について書いていこうと思います。
まず、大学生たちにそれぞれ(バーガー班、ジャガイモ班、クッキー班、ポップ班)の責任者になってもらい愛着と責任を持ってもらいました。
例えば
ジャガイモは生産者に赴き、農業体験を通して、理解を深めました。
(僕も初めてでしたが楽しい!)
それぞれの班にそれぞれの理解を深めてもらい、
ポップ班が形にする。
なかなかの作業を4日ほどで完成させなくてはならなかった。
でも、みんな諦めずに挑み続けました。
確かに、大変なことや必要のないこともあったと思いますが、どうやらそういうことが多いほど、人間は愛着を持ち、なんとか成功へと進みたくなるようです。
特にこれが出たのが、
クッキー。
クッキーに関しては僕はほぼノータッチで、学生が全てを作り上げたと言っても過言ではない商品です。
ちなみにハートンツリーがお祭りでクッキーを売った時は、まずまぁ、、、売れない、、、。
お祭りに来た人たちがわざわざクッキーを買って帰らないからです。
しかし、今回はびっくりするほど売れたんです。
これは愛着が生んだ成果に他ならないと思います。
商品をどう売るのか?を真剣に考えていくと、お客様が見えてくる。
今回はハートンツリーの潜在的な部分。
ハートンツリーが長年やってきた、手作りが作り出す空気感(手書きで書いてくれたポップも効果的だった)に初めてクッキーが寄り添ったように思います。
これは本当にすごいことで、このような商品が増えていくと「嬉しいなー」と思います。
「手作り」のキーワードは思ったより、これからのお祭りにいい効果を与えそうです!
とにかく今回のイベントは楽しかった🙌
#ふるさと祭り
#みなさんありがとうございました
#手作り感
#大学生たちもお疲れ様でした
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今日も読んでいただきありがとうございます!
また明日、お会いしましょう。
感想や質問があればコメントお待ちしております。
告知です。
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アナウンス①📣
1奥田シェフとの一夜限りのコラボディナー(10月24日開催)
場所 横浜市桜木町コレットマーレ7階
奥田シェフはアルケッチャーノ創設者で地産地消を先駆けのシェフです!(偉大なシェフとのコラボ楽しみです!)
アナウンス②📣
シェフレピさんさんとのコラボ第2弾in東京(10月25.26日開催)
中野のガレット屋さん「蕎麦と林檎と」で中田シェフと『牡蠣を喰らう会with「日本で最も美しい村」連合のお酒をたくさん飲もうの集い』(仮)を開催します。
アナウンス③📣
【美しい村料理部】木曽町での1日レストラン開催。
(12月15日開催)
内容が少し変わりそうです!
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丘の上のオーベルジュ ハートンツリー
ハートンツリーの暮らしやstay
@heartntree_homestay
ハートンツリーのレストラン情報や料理
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ノマドシェフ服部大地
@hattori.daichi
ノマドシェフとは世界中をフィールドとして、
食材や生産者に向き合い、インスピレーションのままに料理する料理人。(だと思います笑)
〒085-1200
北海道阿寒郡鶴居村字雪裡496-4
電話 0154-64-2542
営業時間
ランチ 11:00~14:00(ラストオーダー)
ディナー 17:00~(要予約)
木曜定休
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