2024/9/16 勝手に視察in【札幌芸術の森】
いつも読んでいただきありがとうございます。 コメントもいただけて嬉しいです。 日々起こることを日記に残しながら、頭の中を整理させてもらってます。 ノマドシェフは1日どんなことをしているのか? どんな人に会ったのか?などをただただペラペラと語ります。
【札幌芸術の森を自主視察】
札幌旅行2日目はずっと行きたかった札幌芸術の森へ。
以前から知ってはいましたが、どーしても行きたくなったのは、
Zero Crossの色々なアーティストと共に作り上げるイベントで松村シェフ(Fenêtre中標津町のレストランのシェフ)が料理を提供していたことにあります。
Zero Crossとは↓
松村シェフのレストランには何度か伺ったことがありますが、松村シェフの独特な空気感があり、いつも料理に引き込まれます。
その世界観を色々なアーティストと共に共作のように料理を食べるイベントがあって、すごく興味を持っていました。
(僕もそんな料理人になりたい!)
以前も話したことがあるかもしれませんが、
僕はストーリー性があり、感情移入できるような料理を生産者と作りたいと思っています。
それは、ただ単に「美味しい」の追求ではなく、
「この会の場合はここが伝わりやすいから、この生産者のここを伝えよう。」とか考えたりしています。
『伝える』を考える時に大切なのは五感を刺激すること。
それを1番体現しているのが、Zero Crossのイベントではないかと思っています。
(まだ参加できていませんが)
そのイベントが行われているのが、札幌芸術の森です。
本当に広い敷地にクラフトの場所があったり、美術館が2つあったり、レストランがあったり。
とにかく五感に刺激してくる内容ばかりです。
そんな場所は気付きがたくさんでした。
最初に気になったのが、メモリアルツリーと書いてある、
どなたか2人の名前がかけられた樹木プレートの木がありました。
それはこの芸術の森でウエディングを挙げるとメモリアルツリーに名前と日付を刻み、そのにあり続けるみたいなんです。
めっちゃくちゃ素敵ですね。
札幌芸術の森にある建物や道の作り方など、全てがアート性に富んでいて、どこでも絵になる場所なのでここで(ウエディングを)やりたい人はたくさんいると思います。
そこにずっと先まで残る木に思い出を込められるのは「さすがだなー」と最初から感激していました。
その後、野外美術館へ
そこでは謎解きをやっていて子供たちとも楽しめる内容になっていました。
本当にゲーム感覚でできる!
何より圧巻なのは
世界中のアーティストがここ(芸術の森)に寄贈していることです。
野外美術館を回るだけで世界中のアートに触れた気持ちになり、2周ほどしていました。
(2周回るのがマジでおすすめ)
【バイキングの問題と解決案】
お昼は敷地内のレストラン『畑のはる』へ
そこは北海道産の食材をふんだんに使ったバイキングをやっています。
コンセプトは「お母さんやおばあちゃんが作るような昔ながらのお料理」
なにから何まで素敵ですね。
まんまと食べすぎました。
バイキングは「すごくいい仕組みだよなー」と思いつつ、弱点もしっかりあります。
食べ残しの量です。
これは『畑のはる』でも起こっていて、
日本の料理業界は解決しなくちゃいけない問題でもあると思います。
なんで、残るのかを考えると。
まず、
○需要と供給の供給過多。
(お客様の数に対して、料理が多すぎる)
○食欲の抑制が困難。
(ついつい取りすぎてしまうやつです。僕もやってしまいました。)
○機会損失をなくしたい。
(食べたいものじゃないものも、バイキングだから取っておこうってやつ)
○時間制限
(バイキングは基本50〜90分くらいの時間で食事を終えなくてはならない)
その辺りがあると思います。
まだ何も解決策は浮かんでいないですが、
まずはどこに問題があるのかを並べてみました。
可能性として、料理一つ一つに生産者と料理人の顔が見えることがもしかするといい手だったりするかもです。
例えば、肉じゃがだったら、じゃがいもの生産者の顔と作った人の顔が料理名の横に貼られている。しかも、笑顔の写真。
尚且つこだわりなどが書かれているけど、簡潔に。(長い文字だとお客様の足を止めすぎることになり効率減してしまいます)
これをすると食べる側の責任が少しばかりアップする可能性があります。
あとは残飯ボックスに泣いてる顔のシェフの写真を貼るとか。
幼稚なアイデアですが、なかなか効果があるかもしれないです。
ハートンツリーでも実はバイキングがいいので?という話が出たことがあります。
「スポットで今度やってみようかな?」とか思ったりもしているのでその時は今のアイデアをやってみます。
話がだいぶズレました。
【西洋の写本】
そのあとは
屋内美術館へ。
『西洋の写本』をみてきました。
写本は手書きで書かれた文字と絵のことで、
これを「メニューに落とし込めないか?」と密かに考えていました。
もし、それがある可能なら、メニュー自体にアート性を持たせることができるので、この時にやったメニューはすごく価値があります。
って世界線ができたりするのではないかと考えています。
できるかはわからないけど、
やってみます。
【勝手に視察の総括】
全体的に札幌芸術の森を見させていただいて、勝手にここで僕が「Zero Crossイベントをやったらどうなるんだろう。」と妄想を膨らませていました。
(そういう時が一番楽しい)
実現する可能性はまだ0ですが1%にでも増えるようにこれから色々と動いていこうと思います。
それが終わって帰路につきました。
現在は鶴居村に帰ってきています。
明日からお店にいるので、みなさんお待ちしています!
ちなみに来週の月曜日は鶴居村のふるさと祭りで出店します。
こだわりスローフードをファストフードのハンバーガー🍔で提供予定です!
こちらもみなさんよろしくお願いします!
今日も読んでいただきありがとうございます!
また明日、お会いしましょう。
感想や質問があればコメントお待ちしております。
#札幌芸術の森
#Zerocross
#バイキング
#日記
告知です。
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アナウンス①📣
1奥田シェフとの一夜限りのコラボディナー(10月24日開催)
場所 横浜市桜木町コレットマーレ7階
奥田シェフはアルケッチャーノ創設者で地産地消を先駆けのシェフです!(偉大なシェフとのコラボ楽しみです!)
アナウンス②📣
シェフレピさんさんとのコラボ第2弾in東京(10月25.26日開催)
中野のガレット屋さん「蕎麦と林檎と」で中田シェフと『牡蠣を喰らう会with「日本で最も美しい村」連合のお酒をたくさん飲もうの集い』(仮)を開催します。
アナウンス③📣
【美しい村料理部】木曽町での1日レストラン開催。
(12月15日開催)
内容が少し変わりそうです!
アナウンス④📣
【鶴居村ふるさと祭り】9月23日のふるさと祭りに出店します!今年は東京などの大学生と共に考えるSDGs。
こだわりスローフードをファストフードのハンバーガー🍔で提供予定です!
お待ちしております!
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丘の上のオーベルジュ ハートンツリー
ハートンツリーの暮らしやstay
@heartntree_homestay
ハートンツリーのレストラン情報や料理
@heartntree_restaurant
ノマドシェフ服部大地
@hattori.daichi
ノマドシェフとは世界中をフィールドとして、
食材や生産者に向き合い、インスピレーションのままに料理する料理人。(だと思います笑)
〒085-1200
北海道阿寒郡鶴居村字雪裡496-4
電話 0154-64-2542
営業時間
ランチ 11:00~14:00(ラストオーダー)
ディナー 17:00~(要予約)
木曜定休
HP
http://heartntree.jimdo.com