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自由・平等・友愛

フェミニズムは広くリベラリズムの一つであると思うので、」というツイートを見かけたのだが、私は何故か疑問に思ってしまった。そうなの?と。 また以前「パターナリズムとフェミニズムの地平はその薄まりつつある地点においてつながる」というような意味のことを著名な学者が言っていてそのときもそうなの?と。 私はこれらの言葉を最近知ったという学問とは縁遠い生活をしてきたものだけど、私の歩んできた道々にこれらのものは石ころだったり花だったり橋のない川だったりして、確かに生活の中に顔を出して

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記事

    2012.2.26〜4.19(言葉についてあれこれ)

    2012年2月26日 小さい頃の夢 中学二年の頃、学級新聞をつくるのに夢中になった。 どういう内容だったのかは忘れてしまったが、新聞委員が5、6人いたと思う。文集も作った。 皆で協力し合って、記事を書いて、ガリ版で刷っていた。 今から思うと、私にもあんな事ができたんだと不思議だ。 なぜなら、それ以来誰か他人とそれも複数の人と協力し合って何かやったという記憶がないからだ。 私にはそういう能力がないのだ、と思っていたが、考えてみればあのときは楽しくやっていたんだなぁ。 どうして

    2012.2.26〜4.19(言葉についてあれこれ)

    2012.2.22(中村十三生という画家)

    2012.2.22 中村十三生、十三回生きるというまるで佐野洋子のあの猫を思い出会す名前だが実名である。この名前のごとく十三回も生き返ってきたのではないかと思うほど、しぶとく粘り強く古式ゆかしい青年だ、というのが私の印象である。これは会ったときから変わらない。というより彼の絵を見た時からだからもう6、7年もたつだろうか。 出会ったのは10年以上前のこと。ある精神科の病院のフリースクールのスタッフと調理のおばちゃんとしてである。
とにかく個性的な人が多かったので、彼はその

    2012.2.22(中村十三生という画家)

    2012年2月9日(勝連城趾)

    勝連城趾 勝連半島にある勝連城趾に行ってきた。連れ合いが城めぐりが好きで愛知にいた時はいろんなところに連れられてまわった。 「追いつめられた兵士たちは皆ここから飛び降りて死んでいった。」 などと書かれた立て札を見て、城を巡るというのは歴史の彼方に過ぎ去ってしまった人たちに出会う事か、と思ったものである。 それで、以前はそう興味もなかった沖縄の城跡も、何かしら期待するものがあった。 勝連の城は、建物は何ものこされてない。 残された石垣と石積みによって、その枠組みが分かるだけで

    2012年2月9日(勝連城趾)

    ミルトン・アベリー

    2020.12.17 彼は不思議だ。彼の絵を見ていると私の眼で見ているような気がする。ああこんなふうだった、あの時そんな気持ちでいたなぁと思い出すような感じだ。パソコンの中のアベリーは私を待っていてくれたらしい。 4年ぶりにこのブログを書いている。と言ってもすぐ公開するわけではないから日記と言った方がいいだろう。日記なら紙に書けばいいのだが、もう十本の指を使ってかくのに慣れてしまって紙には戻れなくなってしまった。ノートを作るのをやめた事もそんなところが大きいのかもしれない

    ミルトン・アベリー

    2012.1.24

    2012年1月24日 ある古書店に手作りで作っているノートをおいてもらえるようお願いするために、久しぶりに私の育った町に行ってきた。 小さい頃は、このずうっと遠くまで見える道をなんだか心細く感じていたが、この年になって訪れてみると、道向かいの家がずいぶん近くに見え、包み込まれるような感じで、いい町になったなぁと思う。 この小さな女の子はたぶん私で写したのは父であろう。 7才から19才まで住んだが今でも夢に出てくるのはこの家である。

    2012.1.24

    2013.9.22(蛙の性分)

    2013年9月22日 4日ほど前からオタマに足が出だしている。白い麻糸状のもあるけど、 前の時と違って最初から黒い足の子もいてびっくり。今回は先のカエルさん達と時期的に重なりすぎているので、足が出だしたら末吉公園に放してこようと思っているのだけれど、いざその時が来ても、「いつでしょう」という感じで「今でしょ、」となかなかならず困っている。 カエルさんたちは大きいのからどんどんいなくなっているようだ。 今日は、みどりらしきカエルさん、白たまちゃんらしきカエルさん2匹

    2013.9.22(蛙の性分)

    20110718

    2011年7月18日 たまねぎだいすき たまねぎはすごいとおもう。 冷蔵庫なんてなくてもいい その辺に転がしておいてもしっかり身を守って しずかに待っている。 私の胃袋は居心地がいいだろうか。 火なんか通さず 水にもさらさず、 ただひたすらスライスしたら食べる。 すごいのはあの皮なのかもしれないなと思い そういえばあの色好きだな なんて気づいたりする。 2011年7月20日 森 モーニングバードで坂本龍一が陸前高田を訪れている様子が流れている。木で作る仮設住宅のプロジ

    20110718