久しぶりのカウチサーフィン
少し前に、コロナ後初のカウチサーフィンのお客さんをもてなした。
カウチサーフィンとは旅行者を自宅で無料で泊めるウェブサービスのこと。カウチサーフィンで検索したら出てくると思う。
旅行者は自分が泊まりたい人にメールを送り、それをみた受け入れ先の人がOKしたら契約は成立する。
泊まる人が宿泊料としてお金を払うのがairbnbだ。無料版はカウチサーフィン。もともと旅行者に自宅のカウチ(ソファ)を貸してあげるっていうコンセプトだったような気がする。
今回泊まりに来たのは、ニセコでスノボのインストラクターをしていたというポーランド人カップル。メールの文面からそんなに悪い人ではなさそうだなと思ったのと、ちょうど泊まりにくる日が休みだったので受け入れることにした。
彼らはとても元気なカップルで、日中はほとんど家にいなかった。僕自身も仕事で忙しかったから、日中はほとんど話さなかった。
泊まったのは三泊くらいだったと思うのだが、最終日の前日は一緒に夕ご飯を食べようということになった。
僕はせっかくだから美味しいものを食べてもらおうと思って、自家製カツカレーを作ることにした。しかし彼らはなんとカツカレーを知っていた。なぜならニセコのスキー場で食べれるから。確かに雪山のレストランて必ずカレーあるよね。
以前来た別なポーランド人もそうだったのだが、彼らはお酒が好きらしく、ビールを12本分くらい買ってきてくれた。もちろんこちらに対するお礼の面もあるだろう。とてもいい人たちだ。
彼氏の方はスポーツをずっとやっていたせいか、身体の使い方であったり、どんな栄養を身体に取ればいいのかということにとても詳しかった。体つきも立派だ。
私たちは英語でいろんなことを情報交換した。日本にいるとなかなか英語を使う機会がないが、自宅に外国人旅行者を招けばそのチャンスを作ることができる。自分たちが普通だと思っていることも、相手にとってみたら特別だったりする。もちろんその逆もある。
自分たちが知らないことを、知ることができる。それが僕がこのサービスを使っている理由だ。もちろん全ての泊まりたいリクエストに応えているわけではない。こっちも暇ではないし、本当に会いたいなと思う人だけOKしている。
コロナも終わったし、外国人旅行者は増えているし、今後もいい出会いがあればいいなと思う。