【夫婦仲修復】夫婦、仲良くしたい!「指図」と「提案」の違い!夫婦タブーは時限爆弾!
「あれしなさい」
「これしなさい」
って、
一体、誰が誰に言うセリフか、
考えたことってありますか?
以前、夫婦に上下関係はありません。
夫婦関係は「対等」です。
って書きましたが、
さて、
「命令」
は、誰が誰にするのでしょうか?
指図する人、される人
「ちょっと、お茶、入れてくれる?」
さて、
誰が誰に言ったセリフでしょうか?
新入社員が社長に言ったセリフなら、驚きですよね。
部長が事務の子にでも言ったのでしょうか?
それとも、
旦那様が奥さんにでも言ったのでしょうか?
お父さんが娘にでも言ったのでしょうか?
では、
「ちょっと、~~~やっといてくれ」
これならどうでしょうか?
「~~~へ行きなさい」
「~~~をしなさい」
「~~~をやりなさい」
「~~~はしてはダメ」
「~~~へ行ってはいけない」
「~~~を食べなさい」
こう言ったことは、
全て、
「指図」
って言いますよね。
そして、
上司が部下に、
学校の先生が生徒に、
先輩が後輩に、
弁護士がクライアントに、
コーチが選手に、
みんな、
目上の者が、目下の者に対して言う言葉が、
「指図」
ですよね。
もし、
これが「夫婦関係」で行われていたら、
された方は、どう思うでしょうか?
「なんで命令されなきゃいけないの?」
「いつから、あなたの「下」になったの?」
って、なりますよね。
これは、
男性でも女性でも一緒。
夫婦に、「命令」や「指図」はあり得ないんです。
夫婦は「提案」
「ちょっと、お茶入れてくれないかな?」
「嫌だよ」
「うん、わかった、自分で入れる」
「これ、お願いしてもいい?」
「嫌だよ」
「うん、わかった、じゃ、今度お願い」
「あれ、してみたら」
「そうだね、やってみるよ」
「こんなこと、どうかな」
「それは、無理だね」
「そう、分かった」
夫婦間は、
これが「正解」です。
相手に命令や指図する訳ではなく、
相手に行動を「促すだけ」
つまり
「提案」
です。
だから、
相手からどんな返答を返されようが、
それを受け容れられるのです。
これが、
「指図」的になってくると、
相手の返答が「No」だった時に、
イライラするのです。
「お茶くらい入れてくれたっていいだろ」
「これ、やらないって、どういうことよ」
「あれもしない、って、ふざけるなよ」
「あなたのこと心配して言ってるのに何なの?」
って、なってしまう訳です。
つまり、
「指図」や「命令」
って、誰が誰にすることか、ちょっと考えれば、
誰だってわかることなのに、
「夫婦」って、なぜか、そういう常識的なことって、
分からなくなってしまうものなのですよね。
まとめ
夫婦関係に上下はありません。
もし、
あったとしても、
それは、
二人の間でそれが認め合われていれば
それでもいいと思います。
それを、
二人が望んでいるのならば、
です。
ですが、
大抵、それは、
どちらかが、嫌々、我慢しているだけです。
だから、
ある日突然、
「離婚届」
なんてことになるのです。
不満に不満が重なって、
ある時、いきなり、爆発するのです。
人は「命令」や「指図」なんか、されるのは、
気持ちがいいものではないのです。
雇用関係があるから仕方なく、だったり、
先輩の言うことは絶対、だったから仕方なく、だったり、
先生の言うことは聞かなければいけないから、しょうがなく、
だったりなのです。
ですが、
これらは、みんな本人が納得して受け入れていることです。
仕方なく、かもしれませんが、
それを断ってしまえば、クビになってしまいますし、
先生はそもそも、物を教える立場の人ですから、
ちゃんと、納得して受け入れるのです。
ですが、
夫婦は、逆に「指図」などすること自体が、
常識ではないのですから、
納得できなくて当たり前です。
納得できないことが、
正解です。
でも、
何か、勘違いして、相手に押し付けようとしてしまうので、
無理が出てくるのです。
夫婦間の「お願い」は、あくまで「お願い」
であって、
「~~してほしいな」
とか、
「~~してみたら」
と言うような、「提案」
である必要があるのです。
だから、
相手の「返答」に
「一喜一憂しない」こと、
が大切なのです。
あくまでも
「提案」であること。
ぜひ、考えてみてください。
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