「声優」になりたかった少女
さて、柄にもなく?いや、むしろ、真面目な私らしく?、ずっしりした内容が2日続いてしまったので、今日は、心を休めた内容にしたいと思う Kaori です。
さて、小さい頃の夢はなんですか?
(全然、心が休まりません...と言うツッコミが聞こえてきますw)
そして、この問いが、自分の好きを知る、一つの有効な手段だ、ということを知っている人は多いと思います。
小さい頃になりたかった職業。
そこに、本当の自分が隠れている場合がある、という示唆。
ただ、正直にいうと、
この質問は「好き迷子の私」を、さらに「好き迷子」にしただけでした。
なぜなら、私が昔なりたかった職業は「声優」なのです。
2日前のnote、で壮大な願いを書き記し、世間の度肝を抜いた私は、中学生まで、声優になりたかったのです。(初めて読んでくださる方は、↓こちらのnoteをご一読いただけると嬉しいです。)
卒業文集か、クラス文集か忘れましたが、「私は、将来、声優になりたい。」と夢を記した記録もあります。
正直、自分の昔の夢に触れると、あまりに今の自分の職業とかけ離れていて、唖然とします。
「声優こそ、私の天職!」と、眠れる私の本心が叫んでいるのだとしたら、今の自分は「真の自分」から遠すぎて、軌道修正できる気が全くしません。
どうしたもんじゃろのぉ…。
(...分かった人いますか?...とと姉ちゃん、です。)
さて、なぜ、私は、声優になりたかったのだろう?
おそらく、ここを探ることに大きな意味がありそうです。
一つは、真面目な自分が、全然違う人格になれる職業、に憧れた。
(とはいえ、女優になりたい!と思うほど、自意識過剰ではなかったw。血迷わずよかったです。)
二つは、キャラクターに「心」をのせることが大好きだった。
どちらかと言うと、二つ目の方が、声優になりたい理由としては、大きかったかもしれません。
なので...、戸田恵子さん!今も昔も変わらず、私の憧れです。
皆さんは、戸田さんのこちらの絵本の朗読、聞かれましたか?
絵本のコンテンツが良いのが、大前提ですけれど、それに、戸田恵子さんの朗読がのって、さらにストーリーが胸に響きます。大人にも、響く。
お一人で、朗読されているのに、お一人の気がしません。
登場人物(ナレーター含む)全員に、全く違う「心」がのっているから。
本当にプロの方って、戸田さんって、すごすぎる。
3歳の娘が22分間、しっかり、全部聞いていました。
正直、一般の方の朗読だったら、22分も静かに、聞けていないと思います。
子供は、正直ですからね。
そして、今、初めて気づいたこと、があります。
そう。この「声優になりたかった少女」は、現在「娘と息子限定の声優」として、その夢を果たしているのだ、と。
私の絵本の朗読、一度聞いてほしい...w。
絵本だからって、子供相手だからって、バカにしません。
毎朝毎晩、私の持てる力全てを使って、登場人物個々に心をのせて、読み聞かせ、しています。
さて、この「朗読」... 。
ボランティアでも、お金を払ってもいいから、何かできないかな...。
そんな興味の芽が、むくむくニョキニョキっと育つ、そんな日曜日。
それでは、今日も元気に、私の大切な観客2人のために、絵本の朗読をして、過ごそうと思います。