14年間勤めた大企業を離れること(心のメモ_その1)
新卒から14年以上勤めた大企業を退職し、新しい職につくことにしました。仕事始めは11月からで、現在、有難いことに有休を消化している最中です。
転職について、しっかりした記事を書く前段で、現在の自分の頭の中を、「徒然」と書きたいと思います。記事作成に向けた、私の思考のメモ帳を垣間見るつもりで読んでいただければ、嬉しいですね。最初から、しっかりした「転職の記録」を公開しようと考えたのですが、そうしようとすると、ものすごく時間がかかってしまいそうで、まずは、自分が「今、この瞬間」に感じていることを忘れずに、書き留めておこうと思います。
『今、何しているの?』
現在、主に、やっていることは「片付け、整理」と王道です。やればやるほど、気づいたことがあります。片付けをして、今の私には「不要なもの」を手放す判断、今の私に「大切なもの」「必要なもの」を選び抜く判断は、自分自身の「思考」「考え」の整理につながると、実感しています。
そこで、改めて、近藤麻理恵さん、やましたひでこさんのYouTubeを拝見し、片付け方ではなく、片付ける際の「考え方」「マインド」に注目しています。
その他には、過去にお仕事で、ご一緒した社内外の方々と「キャッチアップ」と称したオンラインミーティングをしています。海外にいらっしゃる方ともお話をさせていただきましたし、最近、会えていない方とも改めて、お話をさせていただくのも、すごく楽しく、ありがたいです。
不思議なことに、「転職をする」というアクションが、私を改めて色々な人と結びつけてくれている、ご縁をつないでくれている、そう思えてなりません。繋がりたいと思う人とは、状況が変わっても繋がれる、そんな風に感じるようになりました。
『なんで、転職するの?』
これもよくいただく質問です。転職をすると決めて、そのお話をプライベートでさせていただくと、まず「驚いた」と言われます。そして、「いつから考えていたのですか?」と質問が続きます。
私の場合、実は、3年以上前から「自分の将来をどうしようか」という悩みと向き合ってきました。なので、「何か嫌なことがあって、急に!」とか、「目の前の仕事がつまらなくなったら、今」とか、そういう突発的な動機は、少しもありません。経歴を見ていただくと分かると思うのですが(すみません、経歴公開はしていません。)、知り合いからすれば、今の会社で、やりたいことばかりやってきた、やらせてもらってきたんじゃない!?と、何が不満なのよ!と言われてしまうでしょう。
でも、35歳を過ぎたあたりから漠然と、「私は、これから何をして生きていきたいのだろうか」「私は、これからこの会社でどうなっていくのだろうか」という問いをいくら自問しても、「しっくりとする答えが、現職では、見えてこない」という状態が続きました。そうしているうちに、「この会社は、これから先もずっと居る場所では「ない」のかもしれない」と考えるようになりました。
私の中で、一つだけ、信じていることがあります。それは、「イメージできないことを達成するのは難しい」ということです。
『「イメージできないことを達成するのは難しい」とはどういうこと?』
これは、言葉の通りで、「自分が「将来」こうなっている姿」をイメージできない状態では、「その将来」は訪れないということ。受験勉強でもそうでした。この学校で、キラキラした(キラキラしていなくても良いのですが、笑)キャンパスライフを送っている自分のイメージが持てない学校には、願書を提出しても、受かりませんでしたし、行くことにもなりませんでした。
子供を持ちながら、働いている自分がイメージできない時は、子供を持とうとも思えませんでしたが、子供持ちながらも普通に活躍できる自分がイメージできた瞬間から、子供が欲しいと思うようになり、幸いにも子供を授かりました。これは、ロールモデルがいる・いないという話ではなく、自分が子供が欲しいと思うか?、子供を持ちながらも仕事をしたいと思うか?という、やりたいと思う・思わない、の話だと感じています。
イメージする程の「強い想いや願い」がないとそれを達成するのは、難しいということなのかもしれないです。その点から、この先もこの会社で活躍している自分がイメージできなかったという事実を、主体的な言葉で書いてしまうと、「この会社で、ずっと働きたいと思わなくなった」ということになるのかもしれなません。
こう書くと、少しネガティブな印象になってしまう気がして、自分でも驚きです。でも、少し言い換えれば、「違う環境で、新しい挑戦をしたい」「将来、自分がワクワク働いている次の仕事に出会った、見つけた」ということなのでしょう。
本日は、ここの思考の整理はここまでにしたいと思います。書いている過程で、自分の思いが言語化されていく。書くことは本当に素晴らしいですね。
それでは、本日は天気も良さそうです。はり切って、いきましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?