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瞬く光の庭展へ行ってきました。
先日、東京庭園美術館で開催されている蜷川実花さんの写真展「瞬く光の庭」展へ行ってきました。
恥ずかしながら、蜷川実花さんについてはよく知らず「写真や映像を撮っている人」ぐらいの知識しかありませんでした。
ただ、私が今まで目にした蜷川さんの作品はどれも「美しい」という印象があったので、足を運んでみることに。
結論からいうと、すごく良かった。本当に行ってよかった。
どの写真も色彩が豊かで、愛情が感じられる写真でした。
「実花さん」っていう名前どおりの人なんだなと感じるぐらい植物が美しく撮られていて感動。
今まさに咲いている花だけではなく、散ってしまった草花たちの写真もありました。
植物の力強い生命力も魅力的だけど、散ったお花もなんと美しいことか。
水に浮かぶ花びらや、地面を埋めつくすような落ち葉も、純粋に美しい。
「滅びの美学」って聞いたことがあるような気がするけれど、こういう感覚のことなのかしらと思わず考えてしまいました。
また、東京庭園美術館のアールデコ調の建物と、蜷川さんの写真が幻想的な雰囲気を作り出していて、とても魅力的な展示でした。
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でもなんと言っても最後の映像ギャラリーが圧巻。
移り変わっていく花と光の映像が、幾重にも重なってすごい空間。
圧倒されるんだけれど、圧迫感はなく植物や光にふんわりと包まれている感じでした。
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どんどん移り変わっていくので、少し時間が経つと全くちがう空間に。
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流れる景色の中に自分が埋もれている感じで、なんとも不思議で幸せな体験でした。ホントに凄かった!
特設サイトはこちら ↓
9月4日まで開催しているようなので、お近くの方はぜひ。
庭園も美しくて、気持ちよかったのでお散歩も兼ねてどうぞ。
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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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