見出し画像

【映画・レビュー】英華か暗黒か

7作目
1月24日「ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件」
☆☆☆

大金を騙し取った詐欺師とそれを追う捜査官

あらすじ

「イギリスによる植民地支配の終焉が近づく香港。身ひとつで入国した
野心家の男、チン・ヤッインは、悪質な違法取引を通じて徐々に香港に
足場を築いていく。そして80年代株式市場ブームの波に乗ると、
資産100億ドルの嘉文世紀グループ立ち上げに成功、
時代のレジェンドとなる。一方、汚職対策独立委員会(ICAC)の
エリート捜査官ラウ・カイユンは、チンの陰謀に目を付け、
その後15年間にも及ぶ粘り強い捜査への道のりを歩み始めていた。」

短くまとめると、
全く仕事がない状態から、詐欺に手を染めた男が実力を買われ、
どんどん香港の大富豪へとのし上がっていく。
そんな、詐欺師を捕まえようと、香港の警察?組織のエリートが、
追いかけ続ける話。

こんな事件はなかったのだろうけど、
このような事例は実際にあったぽくて、
イギリスの植民地下終焉期で、バブル状態にあった
香港の英華と裏側を描いている作品。

多くの人が騙され、裏切り、殺して、殺されたのだろう
という暗黒の時代でもある30年近くを映し出している。

あの国の人間性はよく出ている。




いいなと思ったら応援しよう!