バカ作品かと思ったら伏線満載で
107作目
8月16日「フォールガイ」
☆☆☆☆☆
スタントマンがいつの間にか大事件に巻き込まれる
バカバカダメダメスタントマンのバカバカ話と思いきや、
ストーリー構成がしっかり練られていて、
ちょっとしたサスペンス要素もありながら、
前半の何気ない会話など全てが伏線になっていて、
非常に面白かった。
戦闘シーンも変わっていたというか、
正義と悪が描かれると、大抵は正義側である主人公たちが、
めっちゃ無敵状態で相手を殺すけど、
あくまでも主人公は、普通のスタントマンで、
相手が殺しを厭わないからといって、自分もガンガン殺すのではなく、
「スタント」で培った技術で、悪い奴らと戦って、
ズタボロになりながらも、目標を達成するために頑張るのが
すごく良かった。
自分はこういう戦い方好きですね。
こう・・・なんというか・・・
例えば自分の銃の弾を全部使い果たしてしまって追い込まれた時に、
落ちてる枝で目刺したりとか、
必死で生きるために、絶体絶命でも可能性にかけて
なんでも使って生き残ろうとするの好き。
この作品にもそれに似たものを感じた。
あとしっかりバカ作品でもあったしね。
結局こういうのが見たいのよ。
この視点で描いて・・・とか、
この表現でシャレオツに・・・とか、
マジでいらんのよ。
実はわかってないけど、わかってる風な
映画評論家に金渡して褒めさせてるような作品はやめてくれ。
時間あったら吹き替え版も見に行きたい。
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