新たな時代を作ってくれたHC
74作目
6月9日「BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち」
☆☆☆☆
48年ぶりに自力でのオリンピック出場を勝ち取った
バスケットボール日本代表のドキュメンタリー
試合内容は全部見ていたので、もう少し裏の部分を見たかったのが本音。
もろに体格差が出てしまうスポーツで、
「信じる」を心に、過酷な練習を乗り越え、
欧米勢に勝利&アジア1位という記録を達成した。
女子のバスケ代表が、東京オリンピックが終了した時に、
地獄が終わったと喜んだという。
それほど、トム・ホーバスHCの練習は想像を絶するという。
これについては、
以前から、numberでのトム・ホーバス氏とエディー・ジョーンズ氏の
対談などで読んでいて、日本人はほぼほぼみんな納得できるであろう、
日本の部活システムの不合理さにメスを入れるような、
内容はとても共感できるものだった。
「学生の頃のただ長い練習に慣れてしまっている」
「練習を終わらすためにやっている」
「だから、目標が達成されるまで私は辞めない」
まさかに目から鱗の内容だった。
実際、多くのスポーツにおいて、日本はジュニアでは強いが、
大人になってくると勝てない事例が多く発生しているのが現状。
世界を知り、論理的でスポーツ科学に則った練習や食事を、
掲げてくれる代表監督が、どのスポーツもやっと出てきたと思う。
その例で言うと、東京オリンピックで復活と言われた
男子柔道代表ではないかと思う。
いくつか練習が紹介されていたけど、井上康生監督になってから、
明かに今までとは違う練習をしていた。
根性論は悪くないけど、これだけじゃダメなわけで、
根性は乗っけるものだから、これからの日本の選手達では、
科学と根性の融合が見れるであろうから、楽しみである。
バスケットボールは上手くないけど
見るのもやるのもすごく好きで、
昔はBSでやってたNBAの試合よく観てた。
今回ドキュメンタリーになっていたW杯では、
日本の最後の試合も面白かったけど、
やっぱりアメリカVSカナダがすご過ぎて、
テレビの前で泣きながら発狂してしまった。