わたくしごと～娘との約束事とお願い～

僕には娘いる。
離婚して数年経ち、別居している。
本人たちはまだ離婚の事実は知らないので、何の気なしに「パパ」と駆け寄ってくれる。
今も定期的に会って、迎えに行ったり、遊びに行ったりしている。

毎年、約束で、夏に遊園地に連れていくのが恒例になっている。
その時間は楽しい。
離婚する原因なんて様々だし、他人にしたら些細な事かもしれないけど、しなければならない事態になってしまったのは確か。
少なからず、娘に悲しい寂しい思いをさせてるのは事実。
これから僕は娘に何が出来るのか、生活はギリギリだから大きな金銭的援助はできないかもしれない。
これから娘が歩んでいく人生に邪魔にならないように、生きていく事しか出来ないかもしれない。

でも、もし、娘が何か「約束事」を僕にしてきた時には全力で応えていきたいとおもう。

娘が離婚の事実を知った時にはどんな反応なのだろう。
僕の両親も離婚している。今は離婚なんて珍しい事ではないが、無理に夫婦が一緒にいて、子どもに悪影響があるなら、別れた方が子どもにとって安全であると思う。

娘が仮に「一緒に暮らしたい」とお願いされたら僕はそれに応えられるのだろうか…。そんな妄想すらする時がある。

今は独りになり、寂しくもあり、少しながらの幸福感も感じられる日常にはある。

子どもの力は不思議で偉大。