アレルギーテストには血液検査と皮膚検査がある
Twitterを散策していたら、バナナのアレルギーがある方のツイートが流れてきた。
自分に何のアレルギーがあるのか、調べてみたら面白そうだよね、血液検査で色々出るんでしょう?と相方に申したところ、僕はアレルギー専門医のところでは2週間しか働いたことないから詳しくは知らないけど、と前置きした上で
「いや、血液検査でアレルギーの可能性のある数値が出たからといって、それがアレルギーになるとは限らない。血液で全てのアレルギー可能性が検出できるとも限らない。抽出液を使って皮膚検査をするのがより正確だよ」
と言われた。アレルギーのテストといえば、血液検査とばかり思っていたから驚いた。
skin allergen testなどで検索すると、いろいろなテストの様子が見られる。
例えば上の画像では、ビンにアレルギー成分の抽出液が入っており、それを皮膚につけて、その反応を見てアレルギーの有無などを判断するのだそうだ。背中いっぱいにアレルギー反応が出たテスターの写真などは見ていて少し痛々しい。
「だからあんまりやりたがる人いないけどね。テストしたいなら、このテストができる専門医にアポイントメントを取って、予約して行く必要があるよ。」
skin vs blood allergy testなどで検索しても、確かに皮膚検査の方がアレルギーを検知しやすく、血液検査より見逃しが少ない(意訳)と記載がある。
とは言え
アレルギーテストとして皮膚検査の方が正確な結果を得られやすい、というのはわかったが、言わずもがな、血液検査の利用者の方が多いだろうな。
その気軽さ故、検査ビジネスなんかも出てきているわけだしね。
https://www.washingtonpost.com/technology/2021/11/16/blood-startups-theranos/