りんご飴の思い出
お祭りの屋台などで売っている『りんご飴』。
今は『姫りんご飴』とか、みかんとかりんご以外の果物も売られているが、私が小さかった頃は普通のりんご飴しかなかった。
普通のりんご飴は、丸々一個のりんごに飴がコーティングされていた。
なので、結構でかいし、なんなら外側の飴を食べきってしまったらただの『りんご』になる。
幼少期から透明なものが大好きで、ゼリーとかりんご飴とかは味より見た目が大好きだった。
りんご飴はお祭りの時にしか手に入らないので、お祭りで売っているのを見つけるといつもねだっていた。
で、しばらくその透明度を楽しんだら食べるのだが、案の定外側の飴をなめきったらあとはただのりんごなので、子供が大きいりんご一個食べられるわけもなく、いつも最後まで食べられなかった。
後に、普通のりんごの半分くらいのサイズの姫りんごで作った『姫りんご飴』が出た時はとてもうれしかった。
日々ラーメンを食べることができたらそれだけで幸せです。