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トリキ

0128
夜、久しぶりに鳥貴族へ行った。他の居酒屋とは違う、鳥貴族にしかない空気みたいなものがある。鳥貴族でしゃべる時のテンションみたいなものも自分の中にある。好きな人間と鳥貴族という組み合わせがまじで好きだと思った。意味がわからないくらい濃い温めた焼酎を飲み、お湯に浸された日本酒も飲んだ。全然おいしくないけどそれでいい。鳥貴族だからそれでいい。それが良い。鳥貴族は夜になるとメニューが品切れだらけなのも良い。なぜかすごく寒い店内の鳥貴族を出て、帰宅。人と手を繋ぐということは、意味がわからないことだと思った。だけど気持ちが、手を通して行ったり来たりしてる気がしている。

0129
昼に起床。田舎の景色を見ると泣きたくなるのはなんでだろう?「忙しい」ということについて考えるとき、いつも私は他人と比べることでしか自分の忙しさを測れない。可哀想な人間だなと思う。忙しい、苦しい、そう発言するに値してない、みたいなことを思いがちなくせをほんとうにやめなくちゃいけない。メンタル面が1番自分を大切にできていない部分だ。人と比べずに、自分のことを自分の問題としてちゃんと大事にしてあげたいと思う。お昼ご飯をこれでもかと食べて、お昼寝。起きて胃もたれ。友達が待つ荻窪へ向かう。マジで最高すぎる(ガチ)居酒屋で、魚を食べたりした。いつも大事な話をしているけど、言葉にして思い出すのが難しい。だけどそれは本当に大事なことを話しているということだと思う。何度目か、中央線のホーム、手を振る。

0130
仕事をしている間はずっと気持ちが緊張している。最近映画館に行けていないから調子が悪い気がする。

0131
会社のプリンターを一瞬詰まらせて、人生が終わったと錯覚する水曜日。上司の転職を知り、また人生が終わりそうになる。今日のどうしようもない気持ちをどこから話そうか、考えながら電車に乗って友達の家に向かう。だけどどうでも良い話をしているうちに、今日の落ち込みは何だったんだろうと思うくらい大丈夫になった。悩みを頑張って言語化して意見をもらう友達と、全く関係ない話をして元気になる2種類の友達がいる。そのどちらにもたすけられながら生きている。友達といると決断力が増す。ずっと買うか迷っていた服を注文し、行くか迷っていた美容室もすぐ予約した。

0201
あまり眠れず、体調がよくない。でも家で仕事をしなきゃいけない日で、外に出たくてしょうがなかった。コンビニに行くためにちょっと外へ出ただけで多幸感に包まれる。冬はいつ終わるのかな。

0202
休みの日だけど朝から区役所へ。休日は結局雑用で埋まってしまうのが少しさみしい。区役所に行くと、確定申告が現実味を帯び、憂鬱になる。午後は散髪。髪を切るのがほんとに好きだ。今週は余裕がなく心がざわついていたけど、髪を切ったらまた来週から頑張れる気がしてきた。高円寺に行ったら友達と友達が偶然会ったらしく、こんなハッピーなラッキーに出くわせて私まで嬉しくなる。誰といたって、楽しくおしゃべりができて、楽しくお酒が飲めればそれでいいと思った。良い日。結局。

0203
ハイチュウを食べながら歩く朝、なんだかパッとしない気持ちで帰路。来週からまたがんばれるのか、不安になる。いつだって不安だよ、ちくしょう。オードリーのANNで星野源の「おともだち」が流れる瞬間がどうしようもなくすきだ。

知ってること 知らぬことも たぶん
世界一なんだ やだわ

という歌詞が好き。これしないなと思った。

なんとなく1月から2月に移り変わった。月や季節に対して意識的じゃなくなったら終わりだと思っている。散歩をしてバランスをとらないとおかしくなりそう。だからちゃんと地に足つけて季節の変化に敏感に、生活を続ける。

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