naoka toyama

日記

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ばらばらの記録

昼間に集合して友達と気になっていた展示を2つ見てまわった。夏っぽいこと、みたいなものはもうあまりしていないしそういうことにさほど興味みもないけれど、夏やすみだね〜と言い合えることはなんかうれしい。今年の夏はノースリーブの服を着ることを目標にしていて、それを達成することができた。今まで着れなかった理由も、もはやもうよくわからないけれど、それができたことは自分の中で少し、だけど大きな変化だったのかもしれない。着たいと思う服を着ることすらも自分に許していなかったんだと思う。私を縛る

    • ピリオドブルース

      グミを食べようと思って手に取って、そのパッケージを見たら涙が出そうになった。今月もきた!と思った。視覚はいろんな記憶や感覚に紐づいているからすごい。グミのパッケージ見てなんで?って感じ。でも初めて食べるグミだったから不思議だった。 寝る前にも目から水分がぶわーって溢れてきた。特に理由はない。ないというか、どれ?に近い。ベッドに横向きに寝ていると、涙が床の方向に流れていくから、床に近い方の目に、涙が合流する。右目と左目の涙が混ざるじゃん、とか、頭の中ではどうでもいいことを考えて

      • 5月

        夜の映画まで時間があったから、家で「彼女がその名を知らない鳥たち」を観る。かなしくて、かなしくて、とにかくかなしい気持ちになった。十和子がかなしくてさみしかった。陣治の嘘みたいにまっすぐな愛はグロテスクだなと思ったけど、登場人物みんなの愚かな愛がもはや滑稽であり悲しくもあった。なんで十和子を見て寂しいと思ったんだろう、と考えてみると、たぶん私にもわかる感情があったからだと思った。とてつもなく大きな愛情を目の前にした時、それからどうしても逃げ出したくなる時がある。 体調も気持ち

        • おとな(仮)

          梅ヶ丘のマックで窓の外を見ながら書いている。ハナレグミが歌っている「オリビアを聴きながら」を聴いている。きみの鳥はうたえるの名シーン。クラブのシーンもすごく良い。髪伸ばせない、全然、切っちゃう。予定よりもはやくくる生理はほんと最悪なんだよね。 4月に入ってから1.5倍くらい仕事をがんばろう!と思っていたけど、朝起きて、あー今日も原稿終わってねーよ、の毎日。週末になれば昼から酒飲んでるし、平日だってほぼ毎日。だめな大人すぎる。こんなんでいいのかなって思っていたけど、大人になっ

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        ばらばらの記録

          卒業

          大学の卒業式の前日だから何か書いてみようと思ったけれど、最近長い文章を書くことに対して疲れるな、と思ってしまっている。何よりも、自分の文章力の無さや言語化することにすごく時間がかかってしまうことに嫌気が差している。やばい! 今パッと思いつく中でも、大学の4年間を振り返ると反省点しか浮かんでこない。こういうところがつくづく自分だなぁと思う。だけど、今まで通ってきた”学校”というフォーマットの中で一番楽しかったように思う。年齢とか、住む場所とか、一人暮らしという環境とか、色々な要

          トリキ

          0128 夜、久しぶりに鳥貴族へ行った。他の居酒屋とは違う、鳥貴族にしかない空気みたいなものがある。鳥貴族でしゃべる時のテンションみたいなものも自分の中にある。好きな人間と鳥貴族という組み合わせがまじで好きだと思った。意味がわからないくらい濃い温めた焼酎を飲み、お湯に浸された日本酒も飲んだ。全然おいしくないけどそれでいい。鳥貴族だからそれでいい。それが良い。鳥貴族は夜になるとメニューが品切れだらけなのも良い。なぜかすごく寒い店内の鳥貴族を出て、帰宅。人と手を繋ぐということは、

          人間として、1周目

          年始に実家で大前粟生の「きみだからさびしい」読了。自分がいつか恋愛というものについて書くならこんなふうに書けたらいいなと思うような文章だった。登場人物それぞれのセクシャリティや心情がとても丁寧に描かれていた。大前粟生はずっと文章でクソすぎる世界と戦っているな、といつも励まされる思いだ。だけど、登場人物のみんながやさしいから、こんな最悪な世界ではこういうやさしい人たちが傷ついてしまうんだろうとかなしくなった。だからこそ物語の最後は希望が見える終わり方だったことが嬉しかった。恋愛

          人間として、1周目

          深夜の布団から23/24

          実家の布団でイヤホンを装着しながら文字を打つ。年末年始、これをやっていると一年生きれたな、と思う。イヤホンからは家主の新譜。去年の今頃も家主の音楽に心救われた。君のさみしい気持ちはどこにむかうの、ときこえてくる。 つらくなるとGoogleの検索欄に「海」と打ち込んで画像をただただ眺め続けた2023年の年始のことを思うと、下半期はだいぶ持ち直して結果的に去年よりずっと良い年になった。2023年の初めに、いや最近海の画像見てて、、というやばすぎる近況を聞いてくれた友人たちにはほ

          深夜の布団から23/24

          北海道

          9月も終わりそうな頃、北海道に行った。 いきなり脱線するのだが、誰かと食べる朝ごはんは最高だ。 なぜか早起きしてしまったとき、なんかお腹すいたーとなって朝ごはんを食べに行く。朝だから結局元気もなく、口数も少ない。家で食べるときは実家みたいに黙って朝の情報番組を眺めたりする。今日寒そうとか暑そうとか、最高気温の話しかしない。何ならまだコンタクトも入れてなくて視力もない。やけにコーヒーは染みる。そんなことを含めてモーニングを誰かと食べるあの時間は愛おしく、最高だ。朝ごはんを一緒

          201から201へ

          引越しレスキューに来てくれた母親を迎えに駅まで手ぶらで向かった。もうこの街の夜道を歩くのも最後か、とふと思う。今後この街に用事があることは一生ないかもしれない。一生、と言うとすごく大袈裟な感じになるけど本当に一生かもしれないなと思った。少しゆっくりめに、きょろきょろあたりを見渡しながら歩いた。初めて来たみたいに、旅行で来た街を歩くみたいに。 駅前でご飯を食べながら母が「最後の晩餐だよ、どう!寂しい?」と私に聞く。「いや、なんかそうでもない」と答える。ほんとは、ほんとは、思う

          201から201へ

          今日

          引越しを手伝いに来てくれた母親と別れて、そのまま電車に乗った。 あれも買わなきゃ、これもまだ買ってない、区役所に行かなきゃとか、もやもや考えていて正直ライブに行く気分ではなかった。 学校に行くみたいに、バイトに行くみたいに、ワクワクした感じもなく有明で降りて、東京ガーデンシアターに向かう。ゆりかもめはいつも高いなあと思ってしまうけど、江東区に来たな、と実感する。 ぎりぎりに座席について、2分後くらいには客電が消えた。1曲目に大好きな曲のイントロが流れてきて、歌の部分が聞こえ

          東北新幹線

          バイトを終えて、東京駅に向かう。帰省する日まではいつも早くその日が来ないかなと楽しみにしているのに、東京駅に向かっている途中でだんだん帰省が面倒に感じてくる。バイト終わりで東京駅に向かうワクワクした気持ちは、帰省が楽しみなのではなくて、いつもと違う帰り道に浮かれてるだけなのかもしれない。だけど夜の新幹線の疲れた空気の車内は好きだ。日曜日の夜は程よく空いている。 イヤホンから「もう一度やり直せても同じことを選ぼうと思う」という言葉が聞こえてくる。そんは風に思えることが自分の中

          東北新幹線

          この夏

           去年からインターンで働いていた会社を7月に退社して、この夏はゆっくり休もうと思っていた。  どうも自分のキャパシティというものがいまだによく分かっておらず、タスク管理やスケジュール管理がうまくできなかった。体を動かすような体力に関しては自分の限界をよく知っているのだけど、頭を使う分野に関しては自分のことを理解できていない。だけど本当にこの約半年ありがたい経験をさせてもらった。あまり出社していなかったし、突然やめてしまったからお礼を言えなかった人がたくさんいる。いつか会える機

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          0716 日曜日 友達が最近YouTubeのヨガが良かったと言っていたから、昨日から寝る前にヨガをやり始めた。今のところ良い感じ。ヨガをするとびっくりするくらい眠くなる。寝付きが悪い日に良い。ヨガは呼吸って感じだ。 この人と合わない、とあまり話したことがない人に対してすぐに思ってしまうことについて考えた。でも話してみないと分からないと思ってがんばる、体張る感じの謎の体育会系精神はもう捨てなければ、と思う。でも、と引き下がる自分との勝負だ。 0717 月曜日 今日は何もできな

          梅雨はいやだ

          0625 日曜日 もう夏至は過ぎたから、ここから日は短くなる一方。でもやっぱり最近夜明るいなあと毎日思っている。今日も思いながら帰った。過去に、ラインで何ともない会話をしているときに、「やばい」と会話を遮るようなメッセージが来て、急に何だよと思っていたら「夏の匂いがする」ときた。わざわざ会話止めて言うことかよ(笑)と思っていたけど、それをリアルタイムで伝えてくれたこと、なんか大事なのかもしれないと後から思った。私もそういうことがしたい。 0626 月曜日 月曜日は昔から好き

          梅雨はいやだ

          みんな天使だった

          20230614 0時に誕生日だった友達にLINEした。友達の誕生日というものはなんでこんなに尊いものなんだろう。生まれてきて、ずっと生きたことの素晴らしさ。22歳ってゾロ目だね、次のゾロ目は33歳だよって話で震えた。ぐっと胸がに迫るものがあったけど、それは苦しさではなかった。33歳の自分や周囲の人たちが純粋に楽しみだと思ったし、年を重ねるってことは今の自分にとって救いや希望でもあるから。 夕方に友達と合流して、写真を撮ってもらったりしながらお茶した。太陽星座も月星座も同

          みんな天使だった