みんな天使だった
20230614
0時に誕生日だった友達にLINEした。友達の誕生日というものはなんでこんなに尊いものなんだろう。生まれてきて、ずっと生きたことの素晴らしさ。22歳ってゾロ目だね、次のゾロ目は33歳だよって話で震えた。ぐっと胸がに迫るものがあったけど、それは苦しさではなかった。33歳の自分や周囲の人たちが純粋に楽しみだと思ったし、年を重ねるってことは今の自分にとって救いや希望でもあるから。
夕方に友達と合流して、写真を撮ってもらったりしながらお茶した。太陽星座も月星座も同じだということが判明。生まれた場所も育ってきた場所も違うし、出会ってからの年月も全然短い。こうやって出会うべき人に出会っていくんだと思った。そういう人を探していく旅なのかもしれない、生きるってことは、すごく途方もないけど。
夜はもう1人増えて雑パーティー。東京で一番好きな場所で誕生日をお祝いできたこと、嬉しかった。いつも1人でいた場所にみんながいたことは不思議だった。架道橋っていうのかな、総武線と中央線が走る線路の真上。電車を見るのは好き。最近は果てしないことに感動するようになった。知ってる人や知らない人にも積み重ねてきた時間や過去、その誰かにもしかしたら今から出会うかもしれない可能性とか、そういうことに想いを馳せては感動を覚えずにいられない。
その後飲んでいたらサービスです、って言われて頼んでないメニューがたくさんきた、謎だったけど嬉しかった。運んでくれた人がちょっと恥ずかしそうだったのがよかった。
”天使だと思う、一緒にいてこわくないし、いつも私をがんじがらめにする色んな思想や視線から解放される、子どもみたいな気持ちでいられる”
ある友達が天使だということについて力説した。そういう人にもっと出会いたいと思う。でも天使じゃない人のことも好き。私もそうだし。この日も話したような気がするけど、年齢を重ねるにつれて羽を隠して生きるようになったんだと思う。でも羽を広げたまま大人になってる人はたまにいて、そういう人をもっと発見したいし、すごいね、素敵だね、って言いたい。本当にすごいことだもん。
家まで歩いているとき、ミツメの「コンタクト」という曲がイヤホンから流れてきた。
「昔の私にどこかで会いたい 強い流れに抗えなくて飲み込まれていた 未来の私にどこかで会いたい 強い流れに抗うことも恐れないままどこまでも行ける」
ちょっと泣いた
0615
夕方、西荻窪の好きな本屋で友達と合流。2年前に行った喫茶店でGalileo Galileiの素晴らしさについて語り合う。ガリレオが好きな気持ちを言語化すすのはすごく難しい。どこかへトリップさせてくれる系の音楽かもってそのときは話したけど、今考えたらそういうわけでもないかもしれない。なんかこう、懐の深い音楽なんだと思う。音とか綺麗だし、整頓されてるからこんなのリアルじゃないー!って普段の私なら思ってしまうところなんだけど、なんだろうな、やっぱり全然言語化できないんだけど、あの人冷たそうに見えるけどほんとはやさしくてあったかい人なんだ、って思うみたいな感じかな。やさしくて、遠くからちゃんと見ていてくれる、無駄がないし、祈りの言葉みたいな音楽なんだ。わたしたちをつなげてくれたのもガリレオの音楽だった。16歳のとき。ガリレオ好きなの?って聞いたこと、今でも覚えてるよ。
知らないバーに入れるようになったくらいには大人になったよね、とか言いながら友達はウイスキーを何倍も飲んでておもしろかった。オールドグランダッド。とても美味しい焼酎も教えてもらった。書いてると飲みたくなってくる。(これを読んで飲みたくならない酒飲みがいたら教えて欲しい)せっかく焼酎の名前を聞いたのに店を出て2分後くらいに忘れて、また思い出した。いつもなぜか何話してたか思い出せないんだけど、ほんとに良い時間を過ごしてるってことだけははっきり覚えてる。でもそれが全てなんだと思う。定期的に会えているけど、当たり前なんかないし、ありがたいことなんだって思う。会いたい人に会える素晴らしさ、よくわかってるつもりだし、忘れそうになっても思い返したい。中野で解散、次も会えるってわかってるから爽やかに解散できる、それはすごく嬉しいことだ。会いたいって思う人がいる人生でよかった。
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22歳になった!18歳くらいから22歳まで大きな揺れのようなものの中にいた気がする、というか今もいる。その揺れがいつか静かになったらいいなって思ってる。どうしたって心がざわつく方へ行ってしまうから。今でもずっとそうならないために日々試行錯誤しながら生活してる。
わたしなんのために毎日日記書いてるんだっけって、最近再確認できた。覚えておける容量には限界があるから、ちゃんと安心して忘れるために書き始めたはずだった。なのにいつからか忘れたくないって意地になってた。だけど最近は手放せるなって思えたことが増えてきた気がする。手放すって失くすってことじゃないし、消えないんだって思えるようになった。手放した分さらに受け取れるものも増えていくはずだ。いろんなことが1周して、本来かえるべき場所にもどってこれそうな気もしてる。全部良い感じに回収できなくたっていいよ、ぐちゃぐちゃなものもそのままにしとく、やっと自分のペースや姿勢がはっきりしてきそうです。
いつもメソメソフラフラしてる私に、こっちだよ!って教えてくれる友人たちほんとにありがとう。楽しいことたくさんあるよってリマインドさせてくれる。友達といると、自分ってこんなに元気だったっけ?って笑えるし驚く。人間関係を持続させることってほんとに努力がいることだってよくわかってるから、だからこそ私は人間関係や愛に絶対手抜かない。今までの人生で会わなくなってしまった人や通じ合えなかった人、さよならしてしまった人に対しては、やっぱりかなしいなって思う時あるけど、今は私の人生のなかですれ違ってくれて、ちょっとでも時間過ごしてくれてありがとうって思えるようになった22歳の私です。21歳までの私へ、がんばったね。
正直やらなきゃいけないこと何一つできてない気もするし、その日やることをこなすので精一杯だけど、今私は元気です!こんなんで元気なの不安だけどね、ほんとは。でも大事な人に心配かけたくないって今は思う。
自分なりに泥臭く生きてこれてよかった!これは本心。だから元気!
マジofマジ👊
22歳のテーマソングは「セブンスター」に決めた🔥