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📘 Book Club アクセシビリティ 考慮事項 障害をも぀方々にも䜿いやすいプロダクトを䜜りたい。

アクセシビリティに぀いお考える

アクセシビリティ英: accessibilityずは、「近づきやすさ」、「利甚のしやすさ」、「䟿利であるこず」であり、珟代では、広い皮類の利甚者が補品や建物、サヌビスなどを支障なく利甚できる床合いを指しおいるこずで倚く䜿われおいたす。

デゞタルの分野では、䜿いやすさや利甚しやすさを意味するナヌザビリティに近い意味ずしお䜿われるこずが倚く、この堎合、技術に䟝存せずさたざたな情報端末や゜フトりェアから利甚できるこずを目指しおいたす。

日本では、「アクセシビリティに配慮する」ずか「アクセシビリティを高める」ずいった衚珟で甚いられおいたす。
参照アクセシビリティ Wikipedia

しかし、残念なこずに「アクセシビリティ」は忘れられがちなトピックで、珟圚、アクセシビリティ自䜓はSEOのランキング・シグナルではありたせん。しかし、ナヌザヌ䜓隓を重芁するず、アクセシビリティを高めるこずはずおも倧切です。

アクセシビリティの䟋
芖芚障害があるナヌザヌのために、スクリヌンリヌダヌを䜿っおりェブサむトを閲芧する察応をしおいるりェブサむト

WeCo – ã‚¢ã‚¯ã‚»ã‚·ãƒ“リティ怜査

私の䌚瀟では、メディカル、ヘルスケア業界に倉化をもたらすこずを目暙に、さたざたな課題に取り組んでいたす。今回、このトピックを遞んだ理由は、ただ今私が携わっおいるプロゞェクトに関係があるからです。

脳性麻痺オヌストラリアのデゞタル・プラットフォヌム

脳性麻痺オヌストラリアのデゞタル・プラットフォヌムを開発するために、我が瀟をデゞタルパヌトナヌずしお遞択し、ただ今そのプラットフォヌムの開発に携わっおいたす。

プラットフォヌムは、脳性麻痺の人々、その家族、たたサポヌトプロバむダヌ、コミュニティ、および䞻流のサヌビスのために、脳性麻痺に関する情報ぞのアクセスを増やすために、統合されたデゞタルプラットフォヌムず関連するデゞタル出力を段階的に開発するこずを目指しおいたす。 

今回のプロゞェクトは、実際に脳性麻痺をも぀方々がメむン・オヌディ゚ンスなので、その方々のナヌザヌの䜓隓を重芖する必芁がありたす。プロゞェクトが進む䞭で、脳性麻痺をも぀方々に䜿いやすいプラットフォヌムにするにはどうしたら良いか色々考えたした。

リサヌチの段階で䞭で、WeCoずいう、りェブ・プラットフォヌムを芋぀けたした。WeCoは芖芚障碍者スタッフを䞭心に蚭立された米囜の慈善事業系ベンチャヌ䌁業です。

WeCoはアクセシビリティ怜査ビゞネスも行っおいたす。
WeCo瀟に所属する実際に障害を持぀スタッフがWebサむトなどが所定のアクセシビリティ公的基準を満たしおいるか、怜査・認定しおいたす。

WeCoのりェブサむトから、「脳性麻痺のアクセシビリティ」ずいう蚘事を参照したした。

倧脳性麻痺の認知的な偎面Webデザむンの考慮事項

脳性麻痺は、神経障害のグルヌプを指しおいたす。 脳性麻痺は脳ず関係があるこずを意味し、麻痺は筋肉の匱さや問題を意味したす。 脳性麻痺の症状は人によっお倧きく異なりたすが、脳性麻痺の人はすべお、動き、バランス、姿勢に問題があるこずを定矩しおいたす。

ただし、脳性麻痺のある倚くの個人は、次のような䜕らかの圢の認知/知的障害も経隓したす。
→ 䞍安などの行動の問題。
→ 短い泚意力ずタスクを継続する際の問題。
→ 䜕が聞こえおいるか、および/たたは芋られおいるかを理解するこずを困難にする可胜性のある感芚的課題。
→ 孊習ず蚘憶の問題。 そしお
→ 芖芚および/たたは聎芚の問題。

脳性麻痺を持っおいる人を考慮しおりェブデザむンの問題を解決するこずは重芁です。

WCAG2.0ガむドラむンずセクション508暙準に基づいたアクセス可胜なWebデザむンのヒントであり、開発者はCPを䜿甚するナヌザヌのアクセシビリティを向䞊させるために留意する必芁がありたす。

日本では珟圚日本工業暙準調査䌚JISCが制定した「JIS X 8341-3」ずいうりェブコンテンツのアクセシビリティ芏栌がありたす。

ビゞョン
•匷いコントラストを䜿甚したす。
•コンテンツを簡単に拡倧たたは拡倧できるこずを確認したす。
•盞察的なフォントサむズを䜿甚しお、テキストが倧きなサむズでも自然に流れるようにしたす。
•画像にテキストを入れないでください。
•テキストや画像をスクロヌルしたり点滅させたりしないでください。
•明確で䟿利なナビゲヌションを提䟛したす。
•メニュヌやナビゲヌションバヌをナビゲヌトするための「スキップ先」オプションを含めたす。
•すべおの画像に代替テキストたたはキャプションを远加したす。
聎芚–聎芚音
•オヌディオ・コンテンツポッドキャストなどの堎合は、トランスクリプトを提䟛したす。
•ビデオ・コンテンツには、字幕/クロヌズド・キャプションを提䟛したす。
•すべおのオヌディオ・コンテンツが適切で䞀貫した音量であるこずを確認しおください。
キヌボヌドずマりス
•可胜な限り、すべおの機胜をキヌボヌドでアクセスできるようにしたす。
•移動する芁玠をクリックするなど、ナヌザヌがタスクを実行するのに十分な時間をずっおください。
•タスクを実行するために必芁なステップ数を最小限に抑えたす。
リヌディングずスペリング
•実行する必芁のある手順が明確で、論理的な順序で線成されおいるこずを確認したす。
•より少ないオプションでよりシンプルなむンタヌフェヌスを䜜成するこずを怜蚎しおください。

今、求められる共感力

優れたデザむンずテクノロゞヌの組み合わせは、より良い䞖界を䜜り出す可胜性がありたす。ナヌザヌにずっお、シヌムレスな䜓隓をデザむンするこずはデゞタル・プロダクトの成功の鍵を握っおいたす。

プロダクト・デザむナヌは、゚ンパシヌ共感力ずいう感性を育おおいく必芁性がありたす。ナヌザヌの立堎に立っお、圌らの感情ず行動を理解するこずが倧切です。

今回は、実際に脳性麻痺をも぀方々のこずを深く考え、プラットフォヌム党䜓ずペヌゞ単䜍の䜿いやすさなど、ナヌザヌ䜓隓を意識しおデザむンを進めたいず思いたした。ナヌザヌがプラットフォヌムから離脱するのを防ぎ、たた効率的に情報を取埗し、満足しおいただくために粟䞀杯の努力をしたいず思いたす。

私も、色々勉匷䞭なので、皆さたの、ご意芋・ご感想をお聞かせください。お読み頂きたしお、ありがずうございたした。

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メルボルンを拠点にプロダクトデザむナヌずしお働いおいたす。 䞻にデゞタル・プロダクトの制䜜に携わっおいたす。




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